翻訳と辞書
Words near each other
・ スマートカー
・ スマートカード
・ スマートガラス
・ スマートグリッド
・ スマートシティ・グローバルネットワーク
・ スマートストライク
・ スマートテレビ
・ スマートデバイス
・ スマートドラッグ
・ スマートニュース
スマートハウス
・ スマートビル
・ スマートファクトリー
・ スマートファルコン
・ スマートフィッシュ
・ スマートフォン
・ スマートフォン for ジュニア
・ スマートフォンアプリ
・ スマートフォンアプリケーション
・ スマートフォンゲーム


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

スマートハウス : ミニ英和和英辞書
スマートハウス[すまーと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

スマート : [すまーと]
  1. (adj,n) smart 2. stylish 3. slim 4. , (adj,n) smart/stylish/slim
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スマートハウス : ウィキペディア日本語版
スマートハウス[すまーと]
スマートハウスとは、1980年代アメリカで提唱された住宅の概念で、家電や設備機器を情報化配線等で接続し最適制御を行うことで、生活者のニーズに応じた様々なサービスを提供しようとするものである〔SMART HOUSE AND HOME AUTOMATION TECHNOLOGIES(ワシントン大学WebServer) 〕。
日本においては、トロン電脳住宅が話題となった1990年代ホームオートメーションブーム、松下電器産業(当時)によるHIIハウス〔読売ADリポート 近未来ハウスが提案するもの 〕が話題となった情報家電ブームに続き、2010年代にはアメリカのスマートグリッドの取り組みをきっかけとした、地域や家庭内のエネルギーを最適制御する住宅として再注目されている。
== 概要 ==
技術的には、ホームオートメーションを搭載した住宅と言えるが、各年代における社会ニーズ、参入する企業のモチベーション、中核となる情報技術の変化などにより、様々な解釈がされている。また名称も1990年代のインテリジェントハウス (IH) やマルチメディア住宅、2000年代IT住宅、ユビキタス住宅などと変化しているが、基本的な概念は同じである。
1980年代におけるスマートハウスはNAHB(全米ホームビルダー協会)の実証プロジェクトとしてスタートしたが、当時の状況についてはSmith Ralph LeeによるSmart House〔Smarthouse (Smith Ralph Lee) ISBN 978-0-87683-918-8〕に詳しい記載がある。
1990年代の解釈としては「21世紀に向けた最先端の住宅」であり、住宅メーカー各社によるコンセプト住宅や商品開発が相次いだ。当時のサービスイメージとしては、外出先からプッシュホンにより電気錠やエアコンの操作を行うことができるテレコントロール、テレビ画面による家電機器のコントロール、ホームセキュリティー、ホームバンキングやホームショッピング、トイレで測定した尿検査や血圧データを活用した遠隔診断システム等〔インテリジェントハウス読本 郵政IH研究会編 発行 ㈱ビジネス社〕である。
2000年代にはそれらの取り組みが、住宅から家電へ、電話回線からインターネットへとシフトする。想定されるサービスも、ネット接続され最新の機能にアップデートできる電子レンジや洗濯機、携帯電話とWebカメラを活用した留守宅や高齢者の見守りシステムなど、家電のデジタル化やブロードバンド化を前提としたものへと変化している〔ITMedia ウワサの“情報家電モデルハウス”を見てきました 〕。
2010年代における解釈としては、HEMS (home energy management system) と呼ばれる家庭のエネルギー管理システムで家電太陽光発電蓄電池電気自動車等を一元的に管理する住宅と言える〔東京新聞 スマートハウス 通信方法標準化 経産省、普及目指し 2012年2月25日朝刊 〕。
世界環境問題に取り組む今日、エネルギー消費を抑えるスマートハウスは注目を浴びており、さまざまな企業が参入をしている。しかしながら規格が統一されておらず〔日本経済新聞「スマートハウス」の命運握る電機業界、今こそ結束を 〕、しかも通常よりもコストが高いなどの問題があったが〔日経BP社 「HEMS」って、何? 〕、こうした課題を解決するための関連省庁や民間団体における動きも活発化しており、2012年2月24日に取りまとめ結果が公表された〔JSCA国際標準化WGスマートハウス標準化検討会とりまとめの公表 〕スマートハウス標準化検討会では、HEMSの標準インターフェースとして、エコーネットコンソーシアムエコーネットコンソーシアムHP 〕にて策定されたECHONET Liteが推奨されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スマートハウス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.