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スズキ・カタナ : ミニ英和和英辞書
スズキ・カタナ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


スズキ・カタナ : ウィキペディア日本語版
スズキ・カタナ

カタナとは、スズキ株式会社が販売していたオートバイの車種。ここでは主に1100S、1000S、750Sについて記述する。当初はGSX1100Sカタナ(輸出商標:''KATANA'' )のことを指したが、のちシリーズとして排気量別に数車種が生産された。再生産を繰り返して2000年に製造中止されたが今なおGSX1100Sカタナの人気は高く〔『80's goods manual』p.134。〕、ホンダCB750FOURカワサキZ1に並ぶスズキの名車〔としての地位を確立しており、入手可能なスズキの現行バイクをカタナに模して販売している店まで存在するほどである。
== デザイン ==
依頼先に関してスズキの公式なアナウンスでは「ハンス・ムートに…」であったが、実際には「ハンス・ムートが代表を務めるターゲットデザインに…」であった。ムートがBMWバイク部門でデザインの仕事をしている時に、スズキから次世代モデルのデザインに関し協力要請があり、そのオファーを受けてムートがBMWを退社、その時にBMWのデザイナーだったハンス・ゲオルグ・カステンとジャン・フェルストロームを誘いターゲットデザイン(''target-design'' )を設立した〔target-design 〕。ターゲットデザインは西ドイツ『モトラード』誌の「未来のモーターサイクル」プロジェクトに参加、MVアグスタをベースにあくまでデザインにこだわったマシンを出品、「ROSSO RAPTOR」(赤い猛禽類)と名付けられた。その後にスズキのプロジェクトに正式に加入し、GS650GとGSX1100Sを発表した。
しかし、ムートがあくまで「ターゲットデザイン代表」という形で参加し、デザインスケッチのサインの多くはフェルストロームとなっておりフェルストロームのデザインというのが現在の定説である〔『ハイパーバイクVol.21 SUZUKI KATANA』 p.159〕にもかかわらず、スズキの公式発表は「ハンス・ムートデザイン」であった。そのためターゲットデザイン社内でムートの立場がなくなり、ムートはターゲットデザインを追われてしまった。このことはあまり表沙汰になっていないが、三栄書房『カースタイリング』誌の本人のインタビューで詳しく語られている。現在もターゲットデザイン〔に在籍するハンス・ゲオルグ・カステンも「ムートは対外的な交渉窓口、私はコンセプトワークや技術的アイデアを提案する事が多く、カラーリングやグラフィックを加えて具体化するのがフェルストローム。理想のチームワークだった」〔『ハイパーバイクVol.21 SUZUKI KATANA』 p.144特別寄稿一部抜粋〕と語っている。
スズキはターゲットデザインに対し、「こちら(スズキ)はデザインの邪魔は極力しない。だから、そちら(ターゲットデザイン)もデザインが機能の邪魔をするのは極力やめて欲しい」と注文を付け、そこからターゲットデザインとスズキの信頼関係が築き上げられたという。例えばGSX1100Sではプロトタイプにはなかったフロントスクリーン(前面風防)が追加され、高く上げられ視界を妨げていたメーターが低く直されたが、これらは両者の協力関係がうまく行っていたことの証左と言える。
== GSX1100S系デザインの車種 ==

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スズキ・カタナ」の詳細全文を読む




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