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ジャケス・デ・ヴェルト : ミニ英和和英辞書
ジャケス・デ・ヴェルト
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ジャケス・デ・ヴェルト : ウィキペディア日本語版
ジャケス・デ・ヴェルト

ジャケス・デ・ヴェルト(Giaches de Wert, 1535年頃~1596年 5月6日 マントヴァ)はイタリアで活躍したフランドル楽派の作曲家。後期ルネサンス音楽の前衛的作曲家の一人で、とりわけマドリガーレの発展に貢献した。Wertはこんにちの綴りであり、作曲者自身は Vuert のような自署を残している。
==生涯==
おそらくアントウェルペン近郊のヴェールトWeert)の出身で、まだ子供の時にイタリアに移り住んだらしい。ナポリのマリア・ディ・カルドナ礼拝堂の聖歌隊で歌ったのち、フェラーラエステ家の宮廷でチプリアーノ・デ・ローレに師事した(1550年頃~1555年)。その後にノヴェッラーラマントヴァパルマの宮廷音楽家を歴任した。
1565年にマントヴァのゴンザーガ家の宮廷に仕え、サンタ・バルバラ礼拝堂の聖歌隊長に就任、最晩年(1592年)までその地位を守る。後任はジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディだった。
私生活は波瀾続きで、妻は病弱の彼を見捨てて貴族に走り(その後に政治的陰謀に加担したかどで処刑されている)、フェラーラ宮廷歌手のタルクィニーア・モルツァとの恋愛は、悲劇的な幕切れとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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