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シュテルン-フォルマーの式 : ミニ英和和英辞書
シュテルン-フォルマーの式[しゅてるん-ふぉるまーのしき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 

シュテルン-フォルマーの式 : ウィキペディア日本語版
シュテルン-フォルマーの式[しゅてるん-ふぉるまーのしき]
シュテルン-フォルマーの式(シュテルン-フォルマーのしき、)は、光物理的な「分子間」失活過程の速度論についてのである。オットー・シュテルンとにちなんで命名された〔Mehra and Rechenberg, Volume 1, Part 2, 2001, 849.〕。
蛍光燐光のような過程は「分子間」失活(消光)過程の例である。「分子間」失活は、励起状態の減衰速度を他の化学種の存在が加速しうるような場合である。一般的にこの過程は以下のような式で表される。
:
\mathrm^
* + \mathrm \rightarrow \mathrm + \mathrm

もしくは
:
\mathrm^
* + \mathrm \rightarrow \mathrm + \mathrm^
 
ここで、A はある化学種、Q は別の化学種(「消光剤」と呼ばれる)、
* は励起状態を表す。
この過程の速度論は、以下のシュテルン-フォルマーの式で表される。
:
\frac = 1+k_q\tau_0\cdot

ここで、I_f^0 は消光剤がない場合での蛍光強度、I_f は消光剤がある場合での蛍光強度、k_q は消光剤の速度定数、\tau_0 は消光剤がない場合での A の蛍光寿命、 は消光剤の濃度である〔Permyakov, Eugene A.. Spectroscopy of Proteins , CRC Press, 1993.〕。
「拡散律速」消光の場合、消光速度定数は k_q = / で与えられる。ここで、R は理想気体定数、T は温度、\eta は粘度である。この式はストークス-アインシュタインの式から導出される。実際には、消光剤との衝突のごく一部が消光に影響し、真の消光速度定数は実験によって決定される〔Fluorescence lifetimes and dynamic quenching 〕。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シュテルン-フォルマーの式」の詳細全文を読む




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