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シャリバン ( リダイレクト:宇宙刑事シャリバン ) : ウィキペディア日本語版
宇宙刑事シャリバン[うちゅうけいじしゃりばん]

宇宙刑事シャリバン』(うちゅうけいじシャリバン)は、1983年(昭和58年)3月4日から1984年(昭和59年)2月24日まで、テレビ朝日系列で毎週金曜19:30 - 20:00(JST)に全51話が放送された、東映制作の特撮テレビ番組、および作中に登場するヒーローの名称。
== 概要 ==
本作品は『宇宙刑事ギャバン』に次ぐ「宇宙刑事シリーズ」三部作の第2弾であり、現在では「メタルヒーローシリーズ」の第2弾とされる。前作『ギャバン』の終盤に主人公がゲストキャラクターとして登場し、最終話でシャリバンとして初登場する、前作の主人公ギャバンが上司として出演するという異例な形をとることで、続編ということを強調した作劇が行われ、主人公の出生の秘密と使命に纏わるサイドストーリー(シナリオタイトル『奇星伝』)が物語の縦糸となって前作以上にハードかつシリアス、ドラマチックな内容になっている。
前作『ギャバン』や次作『シャイダー』と異なり、シャリバンの名前は実在人物をモチーフとしていない。ギャバンから継承した「バン」に太陽の「シャイン」を掛け合わせて命名された。
主演には前作の大葉健二と同じくJAC所属の渡洋史が起用され、前作以上に危険なアクションを見せている。
映像面では前作と打って変わって全編に亘って怪奇イメージやホラー描写が数多く見受けられるようになった。企画段階では前作よりも明るい作風が目指され、コメディリリーフ的な存在として偵察ロボット「Gパン(ジパン)」の登場が予定されていた。
村上克司によると前作『宇宙刑事ギャバン』は当時のポピーの購買層より3-4歳上を狙ったが、結果としては従来の低年齢層の支持の方が強かった。無彩色のギャバンから一転してシャリバンが派手な色使いになったのは、低年齢層にアピールするためである。ただし赤色に決定するまでは試行錯誤が続き、青も検討されたことがあった。
終盤の展開は、魔王サイコが敗れ、レイダーがギャバン、シャリバンとの最終決戦に臨むというクライマックスが構想されており、シャリバンに敗れたレイダーの呪いは奇病という形で、次作における主人公の妹をも苦しめるという、意外な伏線も設定されていた〔朝日ソノラマ『宇宙船』1983年 上原正三インタビュー記事内〕。しかし次作『宇宙刑事シャイダー』が明るめの路線へと変更されたため当初の構想は土壇場で却下された。
商業展開上では、主題歌レコードは40万枚を売り上げるヒットとなった。また、宇宙刑事シリーズ初の巨大人型ロボ、グランドバースを登場させた。村上克司によると、スーパー戦隊シリーズやアニメと差別化するため作業機械的なデザインになっており、高低どちらの年齢層からも支持されたという。グランドバースは本作品のメインアイテムと位置づけられ、年末商戦では同じバンダイのスーパー戦隊シリーズ『科学戦隊ダイナマン』のダイナロボより売れると予想されていた。しかし「弁当(駅弁)売り」と揶揄される巨大ロボ形態が災いしたのか、売れ行きは予想を下回り、年末商戦ではダイナロボの方が売れ、シャリバン全体の玩具も期待外れの結果に終わった。コンバットスーツの着脱を再現した可動フィギュア「プラデラ 宇宙刑事シャリバン」は、いわゆるクロスアップタイプ(アーマー装着型)のフィギュアのルーツである。次作『シャイダー』でも同様の「プラデラ 宇宙刑事シャイダー」が発売され、以降メタルヒーローからはクロス系のフィギュアが数多く発売されている。
48-51話からサブタイトルが短くなるのは、ミミー役でゲスト出演する叶和貴子の名前を新聞のテレビ番組表に掲載する目的があった〔http://ameblo.jp/watari2014/entry-11974747390.html〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宇宙刑事シャリバン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Space Sheriff Sharivan 」があります。




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