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シドニー・レスリー・グッドウィン : ミニ英和和英辞書
シドニー・レスリー・グッドウィン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シドニー・レスリー・グッドウィン : ウィキペディア日本語版
シドニー・レスリー・グッドウィン[ちょうおん]

シドニー・レスリー・グッドウィンSidney Leslie Goodwin1910年9月10日 - 1912年4月15日)は、イギリス生まれのタイタニック号乗客である。彼は生後19ヶ月のときに、両親や兄姉たちとともにタイタニック号に乗船して、事故に遭い彼を含む一家全員が死亡した〔遺体が発見されて身元が確認されたのは、一家のうちシドニーのみであった。〕。シドニーは長い間「身元不明児」(''The unknown child'')と呼ばれていたが、その身元が判明したのは、事故から1世紀近く経過した2007年になってからであった。


== 生涯 ==

シドニー・レスリー・グッドウィンは、1910年にイングランドウィルトシャー州メルクシャム(:en:Melksham)で誕生した。父フレデリック(Frederick Joseph Goodwin、タイタニック号の事故当時40歳)とオーガスタ(Augusta、事故当時43歳)の間には既に5人の子供があり、シドニーは末の子であった〔上から順に、長女リリアン(Lillian Amy、事故当時16歳)、長男チャールズ(Charles Edward、14歳)、次男ウィリアム(William Frederick、11歳)、次女ジェシー(Jessie Allis、10歳)、三男ハロルド(Harold Victor、9歳)である。〕。

フレデリックの実兄トーマスは、既にイングランドを出てアメリカ合衆国ナイアガラフォールズに定住していた。トーマスは弟に手紙を書き、同地への発電所開設のためアメリカで働くように勧めた〔フレデリックの仕事は電気技術者であった。〕。フレデリックとオーガスタは6人の子供を引き連れて、アメリカへの移住の準備にかかった。一家はサザンプトン発の小さな汽船の3等客席を予約したが、折悪しく石炭争議が起こってしまい、予約は取り消しとなった。そこで一家は、サザンプトンでタイタニック号の3等船室に乗船した。

航海中の家族の動向については、殆ど知られていない。但し、一家は船内で性別によって隔てられ、2つの場所に分かれて乗船していた。父フレデリックと兄たちは船首部分に乗船し、母オーガスタと姉2人、そして幼いシドニーは船尾部分に乗船した。なお、兄のうちハロルドは、同じく3等に乗船していたフランク・ゴールドスミス〔フランク・ゴールドスミスは事故当時9歳だった。彼と母のエミリーは生き残り、フランクは後にタイタニック号での体験を記述している。〕(:en:Frank John William Goldsmith)と親しくなり、一緒に過ごすことが多かったという。

歴史家のは、著書『''The Night Lives On''』〔『タイタニック号の最期』の続編にあたる。〕(1986年)でグッドウィン一家について1章を割いている。("''What Happened to the Goodwins?''") ロードは、グッドウィン一家はイングランドの出身だったという事実を挙げて、ホワイト・スター・ラインが示唆する、3等乗客の多くが英語での指示を理解できなかったために犠牲になってしまったということに対して疑問を呈している。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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