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シトロエン・SMは、フランスの自動車会社シトロエンが製造したクーペ型乗用車である。 == 概要 == SMはDSのボディ構造をベースとして2ドアボディを架装し、当時シトロエンと提携関係にあったマセラティ製のV型6気筒DOHCエンジンを搭載した前輪駆動の高性能クーペである。1970年に発売され、オイルショックやマセラティとの提携解消により1975年に生産終了した。またマセラティでも1974年、SMの機構そのままにクアトロポルテ・シリーズIIとして4ドアセダンの車体を纏いトリノ・モーターショーに発表しており、この車は13台のみが生産された。 この車は量産高性能クーペという側面よりも、当時は不可能とされていた「前輪駆動で200km/hを超える」車を目指した実験車としての要素が強い。上記のエンジン以外にもロータリーエンジンやシトロエン自社製のDOHCエンジン、果ては星型エンジンの搭載まで検討されている。全長は4.9m近く、全幅も1.8mを超える大柄な車体を持つが、前席優先の設計をされており後部座席は極めて狭い。 右ハンドル仕様車は設計されず、左ハンドル車のみ生産された。 本国でのヘッドライトの仕様は可動式角型6灯であったが、日本へ輸入されたモデルは米国仕様をベースとしたもので、固定式の丸型4灯に改められている。 当初は5速MTのみの構成であったが、後にボルクワーナー製3速ATも追加されている。5速MTはゲートは横方向のみに存在し縦方向にはゲートが刻まれたプレートがスライドするという変則的なものであり、多くのユーザーは3速AT仕様を選択している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シトロエン・SM」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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