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シェルビー・デイトナ : ミニ英和和英辞書
シェルビー・デイトナ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シェルビー・デイトナ : ウィキペディア日本語版
シェルビー・デイトナ[ちょうおん]

シェルビー・デイトナ(''Shelby Daytona'' 、別名:コブラ・デイトナ・クーペ、デイトナ・コブラ)は1960年代半ばに活躍したアメリカ合衆国レーシングカーである。ル・マン24時間レースでの打倒フェラーリを目指す、シェルビー・アメリカンにより合計6台が製造された。デイトナ24時間レースの前身、デイトナ2000kmレースでデビューしたためデイトナというニックネームが付けられた。レースにおける成績は輝かしいものであったが、フォード・GT40との関係で突然の引退を迫られた。現在、これらの車両はそれぞれ個人コレクターが所有し、競売において世界で最も高値がつく車の一つとされる。
== デビュー、数々の勝利 ==
1963年にデビューしたACコブラMkIIは、軽量なボディに強力なエンジンを搭載し、キャロル・シェルビー率いるシェルビー・アメリカンの手によってヨーロッパ各地のレースで暴れまわっていた。しかし、オープンボディのACコブラでは直線の長いサーキットでは空力上の不利が大きく、特にル・マンが行われるサルト・サーキットではトップスピードで差が開き、フェラーリの後塵を拝していた。
そこでシェルビーは新しい車両の設計を決断。ピート・ブロックに空力に優れたボディデザインを、後にフォード・GT40のシャシー設計を行ったボブ・ネグスタッドにサスペンション の改良を指示。ACコブラのフレームエンジンなどの基本パーツを利用し、必要に応じて新しいパーツを組み合わせることにした。
1964年1月、プロトタイプCSX2287カリフォルニア州ベニスビーチのファクトリーで完成、テスト走行を繰り返した。
1964年2月、デイトナ2000kmレースにおいてデビュー。結果は途中リタイアであったが、予選でも上位に食い込み、強烈なインパクトを残した。
1964年3月、セブリング12時間レース、GTクラス優勝した。
キャロル・シェルビーはデイトナの高い戦闘力を確信、2台目以降の製造を考えたが、彼らのファクトリーの狭さが問題になった。そのためイタリアモデナのCarrozzeria Gransportに5台(シャシー番号:CSX2286CSX2299CSX2300CSX2601CSX2602)の車両製作を依頼する。フェラーリにとって最大のライバルとなったデイトナは、皮肉なことに彼らのお膝元で生み出され、次々にレースに投入されていった。
CSX2286は1番若い車台番号を持つが、完成したのは1番遅かった。ビッグブロックを搭載するなど、多くの仕様変更を受けていたとされる。
1964年6月、ル・マン24時間レース、GTクラス優勝(CSX2299) 。ドライバーはダン・ガーニーボブ・ボンデュラント
CSX2287は途中リタイア。GTクラスの2-8位には3台のフェラーリ・250GTOと5台のポルシェ904GTSが続いた。
1964年8月、グッドウッドTT、GTクラス優勝(CSX2299)。ドライバーはガーニー。
1965年2月、デイトナ2000kmレース、GTクラス優勝(CSX2299)。ドライバーはジョー・シュレッサー他。
1965年3月、セブリング12時間レース、GTクラス優勝(CSX2299)。ドライバーはシュレッサーとボンデュラント。
1965年6月、ル・マン24時間レース、GTクラス3位入賞(CSX2299)。
CSX2300以外の5台体制で出場するも、4台がエンジントラブルでリタイア。GTクラス優勝はフェラーリ・275GTB、2位にはポルシェ・904GTS。
1965年7月、フランスGP、GTクラス優勝(CSX2601)。
1965年8月、ドイツGP、GTクラス優勝(CSX2601)。
1965年9月、イタリアGP、GTクラス優勝。
1965年、FIA GTクラスの年間チャンピオンに輝いた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シェルビー・デイトナ」の詳細全文を読む




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