翻訳と辞書
Words near each other
・ ゴライアス (曖昧さ回避)
・ ゴライアスオオツノハナムグリ
・ ゴライアスオオハナムグリ
・ ゴライアスガエル
・ ゴライアストリバネアゲハ
・ ゴライアスハナムグリ
・ ゴライアスバードイーター
・ ゴライオン
・ ゴラクプール
・ ゴラクプール原子力発電所
ゴラグロスとガウェイン
・ ゴラジュデ
・ ゴラズ
・ ゴラズ (プラハ主教)
・ ゴラズド・シュタンゲリ
・ ゴラセッカ
・ ゴラッソ!セレッソ
・ ゴラツィー・ギンズブルク
・ ゴラツィー・ギンヅブルク
・ ゴラニ語


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ゴラグロスとガウェイン : ミニ英和和英辞書
ゴラグロスとガウェイン[ぐろす]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

グロス : [ぐろす]
 (n) (a) gross, (n) (a) gross

ゴラグロスとガウェイン : ウィキペディア日本語版
ゴラグロスとガウェイン[ぐろす]
ゴラグロスとガウェイン』(''Golagros and Gawane'')、または『ゴログラスとガウェインの騎士物語』(''The Knightly Tale of Gologras and Gawain'') は、15世紀末頃〔に書かれた1362行から成る中期スコットランド語で書かれたのアーサー王物語〔, Erik S. Kooper (ESK) 執筆の”Golagros and Gawane"の項〕。
アーサー王の甥、ガウェイン卿を主人公とし、城主ゴラグロスをガウェインが決闘で破る結末になっている。舞台はアーサー王の一行が聖地エルサレムへの巡礼の旅へむかい、また帰途につく途中の中継地(フランスのローヌ川流域など)である。
物語では、2つのエピソードが展開されるが、それらはいずれともフランス語の『ペルスヴァル第一続篇』(クレティアン・ド・トロワ聖杯物語』の続編。en: First ''Perceval'' Continuation)より借用されたものだと考察されている〔〔〔。最初のエピソードでは、アーサーの一団が糧秣の不足に窮し、通りかかった城で食料を分けてもらおうとするが、乱暴を働いて横取りしようとしたケイ卿は失敗し、丁重に買い求めようとしたガウェイン卿は快諾の返事を得る。
第2のエピソードでは、誰も君主を戴かないと豪語する城主ゴラグロスを服従させようとアーサー王は意気込み、巡礼の帰りにローヌ川流域のこの地を再訪する。アーサー王はまず使節をさしむけるが、主従の礼をとられよとの要求にゴラグロスは応じない。そこで、お互い側が代表の戦士を出場させて、数日間にまたがり、対戦させるはこびとなる。なかなか決着はつかない。ついにゴラグロスみずから出場し、ガウェインが対戦してこれに勝利する。ゴラグロスは、敗北の恥辱より死を選ぶというので、ガウェインは融通をし、負けたふりを装ってやる。
ガウェインもゴラグロスも仁義(knightly honor)と、武芸の練達(prowess)の両方を兼ね備えており〔、それこそが彼らが騎士の鑑たるゆえん、ということを示した作品のひとつである。
==テキスト==

===成立年代と作者===
現存する手写本はない。唯一、スコットランド初の出版所Chepman and Myllarが創立初年に発行した''The Knightly Tale of Golagrus and Gawane'' (1508年)により、そのテキストが伝わっている。

(ただし、ある写本(Asloan Manuscript、1515年) には、かつてこの物語が挿入されていたが切り取られた痕跡があり、索引には"The buke of Syr Gologruss and Syr Gawane"と記載されている。〔)
近年の紹介(編本や参考書)では、作者を特定されないとし、作品が書かれたのは出版からそう遡らない時期〔, Intro.〕、つまり15世紀末であると紹介されている〔。

しかし19世紀の編者マッデン(Madden)などは、「アーサーのターン・ワザリング冒険」と同じ 詩人の作だとみており、が書き残した手掛りによれば、その詩人は15世紀前半の「トラネントの書記」("Clerk of Tranent")なる人物だとされている。「冒険」の著者についてはHuchounという人物だという記述もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゴラグロスとガウェイン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.