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コンタックスG : ミニ英和和英辞書
コンタックスG[こんたっくすじー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


コンタックスG : ウィキペディア日本語版
コンタックスG[こんたっくすじー]

コンタックスG(Contax G)は、京セラが1994年に最初のモデルを発売し、2005年まで販売されていたコンタックスブランドのレンズ交換式オートフォーカスフィルムカメラシリーズである。交換レンズを主として周辺機器によりシステムを構成する。
== カメラボディ ==

コンタックスブランドではこの以前にコンタックスTシリーズという、いわゆる高級コンパクト機があったが、Gシリーズではレンズ交換式とし、より趣味性の高いものとなった。当時は、レンズ固定式の一般のカメラからは距離計が完全に消滅し、一眼レフ方式以外のレンズ交換式カメラはライカ(Mシリーズ)に代表される距離計式(レンジファインダー)がもっぱらであったため、オートフォーカスレンジファインダーと銘打たれたが、距離計式ではない(なお、Tシリーズの初代モデルが距離計式である)。TシリーズとGシリーズの関係に似たようなシリーズとして、コニカの「ヘキサー」と「ヘキサーRF」があるが、ヘキサーRFは距離計式を採用した。
Gシリーズは、レンズ交換式カメラを、オートフォーカスをはじめとして完全電子化するという野心的なシリーズで、ボディは初代コンタックスG1および後継機種コンタックスG2の2機種が設計・生産された。両機種・レンズとも機能性・画質・デザインといった多くの面で完成度の評価は高く、また極端な高級路線を取りがちなコンタックスブランド製品としては比較的現実的な価格も多くのユーザーを受け入れる下地となった。
一方で、コンタックスG1のオートフォーカスは光学式ではあるものの、撮影者が2重像(ないし上下像)を確認することはできず、「焦点合わせの結果に不安がある」という、オートフォーカスフィルムカメラの弱点であり距離計式を選ぶ理由となる点について、本シリーズ機には距離計式としての利点が無いというのが大きな弱点である。G2ではオートフォーカスの向上のため赤外線によるアクティブオートフォーカス併用となった。
ファインダーはいわゆる「実像式」タイプだが、取り付けられたレンズの焦点距離を電子認識し、自動的に表示範囲の調整とパララックス補正を行う機能を備える。特にコンタックスG2のファインダーはズームレンズの画角変化にも逐次追従するなど、高機能なファインダーとなっている。
京セラのカメラ事業撤退により、アクセサリを含む全ての製品が2005年3月をもって生産終了、同年9月に出荷完了した。以下記事中に「希望小売価格」として記載した円建ての価格はいずれも発売当時に京セラが日本国内で提示していた税抜き希望小売価格である。中古相場はコンタックスG2で4万円から6万円程度と希望小売価格比で非常に低く、流通量の多さも含め、他のコンタックスブランド製品と比較して入手はたやすい。
コンタックスGシリーズボディに共通の不具合として、シャッターボタン横に取り付けられているフィルムカウンター窓の小型液晶パネル内層で劣化による滲みが起きる、という問題を抱えており、中古での購入時にはこの現象が起きているか否か、あった場合には枚数表示の視認に影響がないかを確認する必要がある。また、外装はチタンであるものの、内部部品にはプラスチックが多用されており、これらの経年劣化・損傷が起きやすい。
G2はボディカラーが通常のチタン地色のものとは別にブラック塗装のモデルが数量限定で生産された。このモデルは一般にG2ブラックと呼ばれ、日本では1000台限定で1997年9月10日に発売された。ボディに合わせて各Gマウントレンズにもブラック塗装モデルが用意された〔ただし、ホロゴン16mmのみブラックモデルは存在しない。しかしながらデザイン上は標準カラーのものでも比較的違和感は少ない。〕ほか、レンズキャップやフードといったアクセサリ類にもブラック塗装品が生産され、レンズ本体とセットで入手できた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンタックスG」の詳細全文を読む




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