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コムネロスの反乱 : ミニ英和和英辞書
コムネロスの反乱[こむねろすのはんらん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はん, たん]
  1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism 
反乱 : [はんらん]
  1. (n,vs) insurrection 2. mutiny 3. rebellion 4. revolt 5. uprising 

コムネロスの反乱 : ウィキペディア日本語版
コムネロスの反乱[こむねろすのはんらん]

コムネーロスの反乱Guerra de las Comunidades de Castilla)は、16世紀初頭、スペイン王カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)の絶対主義支配に対するスペイン都市の反乱。
スペインでは、都市が中世的自治を主張するとき、コムニダと呼び、コムニダの構成市民をコムネーロス(Communeros)といった。16世紀、スペイン都市行政は国王の支配下に編成され、国王の気ままな御用金取り立てを受けていた。カルロス1世が即位してスペインへ乗り込むと、1520年サンティアゴ・デ・コンポステーラコルテス(身分制議会)を招集し、40万ドゥカードの御用金を課した。都市代表はこれを拒否したが、ラ・コルーニャのコルテスは国王に圧力をかけられこれを承認した。この出来事より先に、大司教任命に関して王と争っていたトレドはいち早くコムニダを宣言し、自治都市の運動はカスティーリャレオンアンダルシアに及び、1520年8月に開催されたアビラのサンタ・フンタには15都市が参加した。(サンタ・フンタとは、このような自治都市の同盟体、代表者会議をいう。)10月にトルデシリャスでサンタ・フンタが開かれ、王に都市特権の承認、官僚都市行政の廃止を陳情したが、拒否された。これにより、サンタ・フンタは宣戦布告、約半年間王軍と戦闘状態となった。1521年4月、ビリャラールの決戦において、ついにサンタ・フンタ軍は王軍に撃破され、自治都市の運動が鎮圧された。
この後、都市の中世的自由は完全に奪われ、織物工業の発展の芽は摘み取られた。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コムネロスの反乱」の詳細全文を読む




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