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コガネヒメグモ : ウィキペディア日本語版
コガネヒメグモ

コガネヒメグモ ''Chrysso scintillans'' は、ヒメグモ科クモの1種。腹部が金色をしており、瞬時に色が変わる。幼生をミルクで育てることでも知られている。
== 特徴 ==
体長は雌で7mmほど、雄では4-5mm〔記載は主として岡田他(1967),p.367〕。背甲は平坦で、頭部は特に隆起していない。胸部中央にある窪み、中窩は横向き。8眼はどれもほぼ同大で、前眼列は前曲(側眼が前寄り)、後眼列は後曲(側眼が後寄り)。歩脚は細長いが、この類では比較的太い〔小野編著(2009),p.376〕。第1脚が最も長く、第3脚が一番短く、その差は約3倍ある。腹部は後端が後方に尖って伸び、その先端は糸疣を越える。また、半ば付近で左右に張り出し、上から見ると菱形に見える。
背甲、触肢、歩脚は黄色で、歩脚の節の末端は黒く、特に第1脚の腿節と脛節では中央部にも黒い環状斑がある。歩脚には毛が多く、その色は地色と同じで、黄色い部分では黄色の、黒い部分では黒い毛となっている。胸部腹面にある胸板は黒い。腹部は全体に黄金色の鱗に覆われ、鱗の隙間が黒っぽい細い線になって見える。また腹部半ばの左右に張り出した辺りに「〈 〉」の形の黒い斑紋がある。
なお、雄では腹部は小さく、後方への突出はほとんど無い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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