翻訳と辞書
Words near each other
・ グローリー!
・ グローリー/明日への行進
・ グローリークエスト
・ グローリースター
・ グローリーデイズ
・ グローリーホール
・ グローリーロード
・ グローリー・アロジー
・ グローリー・スター
・ グローリー・デイズ
グローリー・ロード
・ グローリー・ワールドシリーズ
・ グローリー・幸福
・ グローリー工業
・ グロールシュ
・ グロールフィンデル
・ グローワーム
・ グローヴァー
・ グローヴァー・アレグザンダー
・ グローヴァー・クリーヴランド


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

グローリー・ロード : ミニ英和和英辞書
グローリー・ロード[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

グローリー・ロード : ウィキペディア日本語版
グローリー・ロード[ちょうおん]

グローリー・ロード』(原題:''Glory Road'')は、2006年アメリカ映画ジョシュ・ルーカス演じるドン・ハスキンズの自叙伝を映画化。
== ストーリー ==
舞台は1960年代アメリカ。白人至上主義で、大学バスケットボールの試合では、黒人はホームで1人、アウェイで2人、負けているときで3人しか出場させないという暗黙のルールがあった。
ドン・ハスキンズは、エル・パソにあるテキサス・ウエスタン大学のバスケットボールチームのヘッドコーチに就任した。資金が少なく、有能な白人選手をスカウトすることができなかったので、ニューヨークインディアナなどアメリカ各地から有能な黒人選手を7人スカウトした。その7人は、ボビー・ジョーデイヴィッド・ラティンオースティン・アーティスハリー・フローノイウィリー・ワーズリーウィリー・ケイジャーネヴィル・シェッドだ。結果、テキサス・ウエスタン大マイナーズは白人5人、黒人7人からなるチームとなった。
ハスキンズは、派手で自分勝手なプレーを禁止し、基本に忠実なディフェンス主体のバスケットをすることと、女遊びや酒、夜更かしをせず、常にバスケットのことを考えることを選手たちに命じた。彼は選手たちを厳しく指導し、ときにはペナルティを与えた。
そしてシーズン開幕戦。イースタン・ニューメキシコ大学との対戦で、ハスキンズは、黒人選手3人を先発に起用する。試合序盤は勝手なプレーやミスが目立ったが、最終的には、4点差で勝利した。そこからマイナーズの快進撃が始まる。17戦を終え、17勝0敗と全米ランキング4位に入り、チームの士気が高まっていた。
そんなある日、遠征先のレストランのトイレで、シェッドが1人になったところを白人3人に襲われた。黒人選手たちが恐怖感を抱く中、今度はホテルの黒人選手の部屋が荒らされる。壁に血で文字を書かれ、荷物もめちゃくちゃにされていた。試合に勝つにつれて、罵声や嫌がらせが酷くなっていった。そのような状況の中でのシーズン最終戦。シアトル大学との対戦、勝利すればランキング1位となる大事な試合だったが、白人を恐れた黒人選手が委縮し自分勝手なプレーをして、シーズン初の敗北となった。
地区決勝。対戦相手は、全米代表ジョー・ジョー率いるカンザス大学だった。試合は、ボビー・ジョーとジョー・ジョーのガード対決となり、まずジョー・ジョーを止めなければならないということで、ハスキンズは、ジェリー・アームストロングにジョー・ジョーを止めるよう指示。後半アームストロングがジョー・ジョーを抑え、残り7秒でカンザス大学が2点リード。自陣のゴール下からロングパスを出し、ラティンがキャッチ、ボビー・ジョーがパスをもらいシュート、そのボールをケイジャーがアリウープで決め、同点に追いつき延長戦へ。残り時間僅かで同点、マイナーズのオフェンス、今度はラティンのアリウープが決まりマイナーズの勝利と思われたが、ラティンがゴールにぶら下がったと判断されテクニカル・ファウルを取られ、ゴールは認められるが相手にフリースローを2本与えてしまう。2本ともジョー・ジョーに決められ、再度延長戦へ。アーティスのマークが弱いので、そこから攻めるようハスキンズは指示。そして、マイナーズ1点リードで残り10秒を切り、カンザス大学のオフェンス、ジョー・ジョーのシュートが決まり、カンザス大学が勝利と思われたが、シュート前にサイドラインを踏んでいたので、得点は無効となり、マイナーズが勝利した。23勝1敗という成績で決勝へと駒を進めた。
NCAAトーナメント決勝。相手は、今世紀最高のコーチと称され、優勝経験も4度あるアドルフ・ラップコーチ率いるケンタッキー大学。ケンタッキー大学は、ルイ・ダンピアパット・ライリーの2人の全米代表を擁するチーム。試合前夜、ハスキンズは選手たちを試合会場に呼び出し、決勝では黒人選手7人のみで戦うことを伝えた。先発5人全員が黒人選手は前例がなかった。試合前、ハスキンズは、ラティンにまずダンクを決めろと指示を出し、ラティンはライリーの上からダンクを決めてみせた。試合序盤、リバウンドの要のフローノイが怪我をし、ラティンは、ファウルトラブルでベンチに下がることを余儀なくされ、戦力ダウンしてしまう。相手の有利になった状況で、ボビー・ジョーの2本のスティールから同点に追いつき、前半はマイナーズリードで終える。後半、ファウル3つのラティンを戻すもケンタッキー大学が勢いづき逆転されてしまう。そんな状況でラティンが4つ目のファウルを犯してしまい、またしてもベンチに下がる。残り10分でケンタッキー大学が8点リード。ハスキンズは、ボビー・ジョーに1人ではなく、全員で戦うよう指示を出し、得点を重ねる。残り2分でマイナーズが3点リード、ラティンを戻す。残り18秒でケンタッキー大学のオフェンス、ボビー・ジョーがスティールしラティンがダンクを決め、72対65で試合終了。マイナーズが新たな全米チャンピオンになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グローリー・ロード」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.