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クルーズ客船 : ミニ英和和英辞書
クルーズ客船[くるーずきゃくせん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [きゃく]
 【名詞】 1. guest 2. customer 
客船 : [きゃくせん]
 【名詞】 1. passenger boat 
: [ふね]
 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship 

クルーズ客船 : ウィキペディア日本語版
クルーズ客船[くるーずきゃくせん]

クルーズ客船(クルーズきゃくせん、cruise ships)とは、乗客に船旅(クルーズ)を提供するための旅客船である。
宿泊設備を持つことは勿論、レストランバーフィットネスクラブプールなどの設備を備え、
サービス要員や医師看護師なども乗船しており、長期間の船旅を楽しめるようになっている。
== 区分 ==
日本では「豪華客船」とひとくくりにされることが多く、旅行代金も高額商品の典型のように扱われるが、実際には日本のリゾートホテルと比べても割安な泊単価設定の船から、本当に「豪華絢爛」と呼ぶにふさわしい船まで、様々なクルーズ客船が存在する。
クルーズ客船は、そのサービス内容と価格帯により、次の三クラスに区分される。 各クラスは個別の船ではなく、「クルーズ会社」毎に分類される。 これは、その会社が運航する船は、どれも同等のサービスを提供することが基本だからである。
しかしながら実際問題として、同じ運航会社でも船毎により差は生じるわけであり、個別船のランク付けについては、ダグラス・ワードによるベルリッツ・クルーズガイドも参考となる。
=== マス(Mass) ===
その名の通り、マス(大衆)層を対象とした船。“Casual Class”“Contemporary Class”とも呼ばれる。
US$100からUS$350/泊。(二人部屋を二人で使用した場合の一人当り単価の目安。以下同様)
船型を大型化することによるスケールメリットで単価を下げている。

また、値段は低いが、その分、船内での飲食の有料部分を多くしたり、カジノのスペースを大きく取り、それらを収益源とするビジネスモデルを採っている。
主な運航会社は以下の通り
*カーニバル
*コスタ・クルーズ
*ロイヤル・カリビアン
*スタークルーズ
*MSCクルーズ
*ノルウェージャン・クルーズライン
*ディズニー
=== プレミアム(Premium) ===
US$150からUS$400/泊。
付帯するサービス(全食事付き、付帯イベント類)を加味すれば、このクラスの下・中級船室であれば、なお日本のリゾートホテルと同等ないしは割安と考えられる。
主な運航会社は以下の通り
*プリンセス
*セレブリティ・クルーズ
*ホーランド・アメリカ
=== ラグジュアリー(Luxury) ===
クルーズ客船の中でも上級なサービスを提供する船。
US$400からUS$1,000/泊。
主な運航会社は以下の通り
*MSCクルーズ(ヨットクラブ)
*リージェント・セブン・シーズ(旧ラディソン)
*シルバーシー
*シーボーン
*クリスタルクルーズ
*ウインドスタークルーズ
*キュナード(※)
※キュナードはプレミアムに区分されることがある。
これは同社が客室により差を付けるサービスをしているため。(下級船室のサービスはラグジュアリーとは言い難い、という判断)
====ブティック(Boutique)====
ラグジュアリーの中でも、船型を比較的小規模に抑え、乗客に対する乗組員比率を更に高くし、一人一人によりきめ細かいサービスを提供する船をこう呼ぶことがある。
価格帯は US$600/泊以上。

主な運航会社は以下の通り
*リージェント・セブンシーズ
*シルバーシー
*シーボーン
*ハパグロイド
なお、上記のカジュアル、プレミアム、ラグジュアリーといった分別は日本独特であり、JOPA(日本外航客船協会)が定めたものである。また、JOPAが主催しているクルーズアドバイザー認定制度を受けて認定された旅行代理店の社員が上記のカテゴリー分けを商品販売用のパンフレットやホームページに記載し、マーケットに浸透させた。それによってエンドユーザーにも浸透してしまっているが海外ではそのような分別は使われておらずベルリッツ・クルーズガイドにより各船に星の数を付けることで評価している。このようなカテゴリー分けをJOPAが行った背景には日本船を守るとう言う思惑があると考えられる。大型化が進んだ海外クルーズ船にくらべ小型で古い日本船が日本のマーケットで生き残るには海外船をカジュアル(大衆向け、安い)、日本船をプレミアム、ラグジュアリーとし、金銭的に余裕のあるシニアをターゲットと定めてシニア層に魅力的なイメージを与えるしかなかったのである。そのため日本のクルーズマーケットはシニア化し若年層にはクルーズ=年寄り、高額で手が出ないというイメージが先行し定着してしまい若者の旅行先選択肢からクルーズが外れてしまった。このことが現在の日本のクルーズ人口が伸び悩んでいる原因と考えられている。
== クルーズ市場 ==
国土交通省海事局の発表によると、2012年の日本国内のクルーズ人口(外航クルーズと国内クルーズを合わせた日本人乗客数)は10年ぶりに20万人を超えた。また、港湾への寄港回数も初めて1000回を突破、過去最高を記録している。〔報道発表資料:2012年の我が国のクルーズ等の動向について - 国土交通省

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クルーズ客船」の詳細全文を読む




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