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クラビネット : ミニ英和和英辞書
クラビネット
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


クラビネット : ウィキペディア日本語版
クラビネット

クラビネット (clavinet)は、電気式のキーボードである。略してクラビと呼ばれることもある。
== 概要 ==
鍵盤楽器クラヴィコードに、ギターなどで用いる電気ピックアップで音を拾い、ボリュームやトーンなどによる電気的加工を可能にしたもので、ホーナー社のアーンスト・ザカリアス (Ernst Zacharias) が開発、商品化した。メカニズムはクラヴィコードよりも簡略化されている。クラヴィコードでは鍵盤に連動したタンジェントが弦を突き上げて発音するが、クラビネットでは鍵盤の下に棒(ハンマー:先端に硬質ゴム製のチップがついている)が突き出ており、これが押鍵により直接弦を金属フレーム(通称「ハープ」)に叩き付けて発音する(弦はハンマーチップとフレームに挟まれているため、クラヴィコードと異なりビブラートは不可能)。鍵盤を戻すと、弦の端に巻き付けられた毛糸によって弦振動が抑制され、音が止まる。
Clavinet I、Clavinet II、Clavinet C(スティーヴィー・ワンダーが『迷信』で使用した白い外観のもの)、Clavinet L(キース・エマーソンが初期ELPで使用した、台形ボディで白黒反転鍵盤のもの)を経て、最も有名なD6となる。その後、外装を軽く簡素なものとしたE-7、ピアネットを内蔵した最終モデルDuoと変遷を遂げていった。Duoをもってクラビネットの歴史は幕を閉じるが、1980年代になってホーナー社は日本で製造されたデジタルピアノを "Clavinet DP" の名称で発売した。もちろん、楽器としてのクラビネットとは関係はない。
2014年、ローズピアノやクラビネットの修理、部品製造を行っているメーカー、ヴィンテージ・ヴァイブ社からいくつかの改良を加えた現代版クラビネット「ヴァイバネット(Vibanet)」が発売になった。特徴として、クラビネットと合わせて使われることの多いオート・ワウを内蔵していることが挙げられる。
音色は最も発展したD6の場合、ブリリアント / トレブル / ミディアム / ソフトの4種類と、2つのピックアップの位相スイッチを組み合わせて作ることが出来る。また、弦の振動を抑制するミュートレバーが付いており、減衰の早い音色も作成可能である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クラビネット」の詳細全文を読む




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