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ギブズ-ヘルムホルツの式 : ミニ英和和英辞書
ギブズ-ヘルムホルツの式[ぎぶず-へるむほるつのしき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ギブ : [ぎぶ]
 (n,vs) give, (n,vs) give
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 

ギブズ-ヘルムホルツの式 : ウィキペディア日本語版
ギブズ-ヘルムホルツの式[ぎぶず-へるむほるつのしき]
ギブズ-ヘルムホルツの式(ギブズ-ヘルムホルツのしき、''Gibbs-Helmholtz equation'')とは、熱力学における関係式。エネルギーエンタルピーを計算するのに有用な式である。二人の物理学者ウィラード・ギブズヘルマン・フォン・ヘルムホルツに由来する。
化学反応における温度依存性を考える上でも重要な式といえる。
*
\left\left(\frac\right) \right _V=
-\frac

*
\left\left(\frac\right) \right _p=
-\frac

p:圧力、V:体積、T:温度、U:内部エネルギー、H:エンタルピー、F:ヘルムホルツエネルギー、G:ギブズエネルギー
== 式の導出 ==
ギブズエネルギーを例にとって説明する。
:
\left\left(\frac\right) \right _p =\frac

G/Tという関数と見ると解りやすい。
ギブスエネルギーの定義式は
: G = H - TS \,
故に
: dG = dH - TdS - SdT = -SdT + Vdp \,
となる。ケミカルポテンシャルの項は省略した。
全微分の定義より上式から
: \left(\frac\right)_p = -S
が導け、これを最初の式に代入し定義式も利用して
:
\left\left(\frac\right) \right _p=
-\frac

となる。ヘルムホルツエネルギーに関してもほぼ同様の手順で得られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギブズ-ヘルムホルツの式」の詳細全文を読む




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