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ガッツ星人 : ミニ英和和英辞書
ガッツ星人[がっつせいじん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほし]
 【名詞】 1. star 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

ガッツ星人 : ウィキペディア日本語版
ガッツ星人[がっつせいじん]

ガッツ星人(ガッツせいじん)とは、特撮テレビ番組「ウルトラシリーズ」に登場する架空の宇宙人。初出は『ウルトラセブン』。別名「分身宇宙人」。大きな丸い頭に鳥のような嘴(くちばし)を持ち、体にはのこぎりの歯のような形の縞模様を持つ。
== 『ウルトラセブン』に登場するガッツ星人 ==
ウルトラセブン』第39話「セブン暗殺計画(前篇)」第40話「セブン暗殺計画(後編)」に登場。
* 身長:2 - 40メートル
* 体重:200キログラム - 1万トン
* スーツアクター:池島美樹、西京利彦
「いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人」と自称し、数多くの戦いにことごとく勝利してきた実績を持つ、宇宙の実力者。地球侵略に邪魔なウルトラセブンを徹底的に分析して敗北させ、十字架にして地球人の目の前で処刑しようと企んだ。徹底的な分析を行って作戦を決行する一方、相手に予想外の行動を取られるとパニックに陥る脆弱さも持っている。画面上では4体確認できる。等身大時では、機関銃を武器にする。
地球人の希望のよりどころにして地球侵略の障害であるセブンを倒すことで、地球人の戦意を喪失させようと図る。まず、アロンと戦わせることによってセブンの戦闘能力を徹底的に分析した際、地球上における彼の仮の姿がモロボシ・ダンであることもつかむが、前述の理由からあくまでセブンの姿の時に打倒する方法を選ぶ。ウインダムを円盤からの一撃で倒した後、自らセブンと戦って分身や瞬間移動等で翻弄してエネルギー切れに追い込み、十字架へ磔にする。しかし、地球人を侮り戦力に入れていなかったことが仇になり、セブンからの通信でエネルギー補給手段を知ったウルトラ警備隊の活躍によって、セブンは復活する。その後、セブンのウルトラノック戦法により、パニック状態のまま円盤もろとも粉砕される。
小型宇宙船で捕獲したソガ隊員や、ダイモード鉱石を保有していたフルハシ隊員の妹・マナの友人・夏彩子については、目的さえ達成すれば殺さないなど、ストーリーを通じての戦い方は正当なものである。
第48話では、寝込んだダンにセブン上司が語りかける「激しい侵略者達との戦い」の映像に登場する。
* 「ウルトラシリーズ」において、同一デザインの着ぐるみ(アトラクション用ではなく実際の撮影で使用するためのもの)が同時に複数体(2体)製作された初めての怪獣である〔『懐かしのヒーロー ウルトラマン99の謎』(二見書房・1993年)p.90.〕〔それ以前は、『ウルトラQ』におけるガラモンカネゴンのように、オプチカルプリンターを使って実際には1体しかない着ぐるみを複数体あるように画面上に合成して見せるという手法が採られていた。〕。
* 準備稿「セブン暗殺命令」は1話完結のエピソードで、名称はスラッガ星人(ガラスの逆読み)だった。登場する5人の各自に「S1号」から「S5号」までの名称が付いており、S5号が完成映像におけるアロンの役割だった〔。
* 準備稿、決定稿、決定稿2のいずれも、ガッツ星人に瞬殺されるカプセル怪獣はミクラスとなっていた〔。
* 決定稿では登場する4人の各自に「G1号」から「G4号」までの名称が付いている〔。
* 声はテープの再生速度を遅くして表現している。『ウルトラセブンイズム』では、原音から演じているのは広瀬明と推測している。
* デザインは池谷仙克による〔。初期のデザイン案には頭脳が発達していることを表現するために露出したが描かれていたが、グロテスクなものは作らないという円谷英二の方針により変更された。また、頭部を透明なフードにする案もあったが、材質の問題から断念されており〔、頭部の模様は脳が露出したデザインの名残である〔〔。
* 口は液状の宇宙食を摂取しやすい形を想定し、くちばし状になった〔。
* 怪獣の造形を担当した高山良策がガッツ星人の造形が完成するまでの過程を個人的に8ミリフィルムで撮影した映像が、『ある小さな記録』という題名の作品として残されている。撮影期間は1968年4月27日から同年5月6日までで、8ミリフィルムの撮影を担当したのは、当時NHK放送センターに勤務していた高山良策の甥に当たる小沼俊男。映像はLD『ウルトラセブンVol.12』に収録されている。
* 放送当時に連載された桑田次郎の漫画版『ウルトラセブン』では前半の流れはテレビと同じだが、セブンをウルトラ警備隊に救出されると潔く負けを認め、撤退する。
* 株式会社幻冬舎の書籍『21世紀ウルトラマン宣言』の仮説では、始祖はオウムのようなただの鳥であり、ガッツ星は地軸のずれによって変動し、火山活動をはじめとした異常気象で彼らの始祖が生き残った。外敵を退けるための翼と体温を保つ羽毛は不要となり、脳の肥大化に伴う頭部の変化から四肢の進化に続いて身体が巨大化し、直立を始める。くちばしの大きな変化は異性へのアピールのためで、卵は生息地である火炎林の熱から身を守るために分厚い殻になっており、その中で硬い殻を2年から3年かけて破壊できた者だけが粗成体の状態で生を受ける。こういった誕生時から過酷な環境で生きていることが、強さの理由とされている。
* 『ウルトラマンマックス』第39話や『ウルトラマンメビウス』第46話は敵に磔にされたウルトラマンを防衛チームが復活させるという展開で、本エピソードへのオマージュとなっている(『メビウス』第46話にはダンも登場している)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガッツ星人」の詳細全文を読む




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