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カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群 : ミニ英和和英辞書
カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群[かるぱてぃあさんみゃくちいきのすろばきあがわのもくぞうきょうかいぐん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
山脈 : [さんみゃく, やまなみ]
 (n) mountain range
: [みゃく]
 【名詞】 1. pulse 
: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
地域 : [ちいき]
 【名詞】 1. area 2. region 
: [いき]
 【名詞】 1. region 2. limits 3. stage 4. level
: [はた]
 【名詞】 1. (1) near 2. close 3. beside 4. vicinity 5. proximity 6. besides 7. while 8. (2) third person
: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
木造 : [もくぞう]
 【名詞】 1. wooden 2. made of wood 
教会 : [きょうかい]
 【名詞】 1. church 
: [かい]
  1. (n,n-suf,vs) meeting 2. assembly 3. party 4. association 5. club 

カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群 : ウィキペディア日本語版
カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群[かるぱてぃあさんみゃくちいきのすろばきあがわのもくぞうきょうかいぐん]

カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群(カルパティアさんみゃくちいきのスロバキアがわのもくぞうきょうかいぐん)は、16世紀から18世紀にかけて建造された9つのキリスト教建造物群を対象とするスロバキアの世界遺産である。
スロバキアの8箇所に点在する木造教会と、そのうち1箇所に残る鐘楼の9件が登録されており、ヘルヴァルトウHervartov)、トゥヴルドシーンTvrdošín)の2箇所がローマ・カトリックフロンセクHronsek)、 レシュティニLeštiny)、ケジュマロク(Kežmarok)の3箇所がプロテスタント(フロンセクは鐘楼も登録対象)、ボドルジャルBodružal)、ルスカー・ビストラーRuská Bystrá)、ラドミローヴァーLadomirová)の3箇所が東方教会に属している〔地名の表記はカルパチア山脈の木造教会群 (在スロバキア日本国大使館)に従った。〕。
== 登録対象 ==

=== ローマ・カトリック ===
;ヘルヴァルトウのアッシジの聖フランチェスコ教会(Hervartov, Saint Francis Church〔ICOMOS の英語名を便宜上併記する。町村名、教会名の順になっていることも原資料の通りである。以下同じ。〕)
:ヘルヴァルトウ村の中心部に残るアッシジの聖フランチェスコ教会は、背が高いが幅は狭いという木造教会としては珍しい構造をそなえたゴシック様式の教会である。ヘルヴァルトウはバルデヨフから南西約9km に位置するポーランド国境にも近い村落で、その存在は14世紀には記録されているが、教会の正確な建造年は特定されていない。ただし、ゴシック様式の祭壇などから 15世紀の後半と推測されている〔〔ICOMOS p.197〕。
:床は石造で、木造が多いのに比べて異例である。1665年に描かれた稀少な壁画の中では、エデンの園におけるアダムイヴ聖ゲオルギオスドラゴン退治、最後の晩餐などが描かれている。聖母マリア聖カタリナ聖バルバラなどが描かれた主祭壇は1460年から1480年の間に作られたもので、20世紀後半に修復されたものである。
:世界遺産の登録地域は0.0802haで、教会そのものと敷地(Churchyard)が対象となっている。緩衝地域は周辺の区画の5.3587 haである〔ICOMOS pp.194-195〕。
; トゥヴルドシーンの諸聖人教会(Tvrdosin, All Saints Church〔ICOMOS では Trvdosin となっている。〕)
:トゥヴルドシーンの諸聖霊教会は15世紀後半に建設されたもので〔ICOMOS pp.197-198〕、17世紀の一時期、プロテスタント教会堂になった際、ルネサンス様式に改修された。バロック様式の主祭壇に描かれた諸聖人は17世紀末まで遡る。聖ペトロ洗礼者ヨハネが描かれた本来のゴシック様式の祭壇のうち現存している分は、第一次世界大戦後にブダペストの博物館に移管された。17世紀に遡る星空を描いた天井画や宗教的な工芸品も優れたものである。
:世界遺産登録地域は 0.75 ha で、教会そのものと敷地が対象となっている。緩衝地域は周辺の区画の1.7091haである〔。なお、他の7棟の世界遺産登録物件が各会派の所有物なのに対し、この教会だけは1993年以降、市有財産となっている〔ICOMOS p.202〕。

ファイル:Hervartov dreveny kostelik Slovakia 3834.JPG|ヘルヴァルトウのアッシジの聖フランチェスコ教会
ファイル:Tvrdošín - kostol.jpg|トゥヴルドシーンの諸聖人教会


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群」の詳細全文を読む




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