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カニミジングモ
カニミジングモ ''Phycosoma mustelium'' (Simon, 1888) は、ヒメグモ科のクモである。日本のミジングモでは個体数の多いもので、アリを捕らえて食べる。 == 特徴 == 体長は雌で2.0-2.5mm、雄では2.8-3.5mm〔小野編著(2009)p.391〕、ごく小型の蜘蛛であるが、ミジングモとしては中庸の大きさである。雌では頭胸部は卵形に近くて黄褐色で、頭部の方がゆるやかに盛り上がって黒みがかる。腹部は灰黄色で、背面左右には黒い斑紋が前後に連なっているが、斑紋には個体差がある〔八木沼(1960)p.34〕。全体に黒色の個体もある。 雄の色や模様は雌とほぼ同じで、より腹部が小さい。頭胸部は形態が全く異なる。輪郭は円に近いが周囲が全体に急激に高まってほぼ円筒形である。前方では頭部が少し盛り上がり、背面中央の首溝が皺になってくぼむ。歩脚も黄褐色で、第四脚が最も長い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カニミジングモ」の詳細全文を読む
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