翻訳と辞書
Words near each other
・ カステーラ
・ カスト
・ カスト (イタリア)
・ カスト (フランス)
・ カストゥーシュ・カリノーウスキ
・ カストゥーロ・ゲッラ
・ カストディアン
・ カストディアン方式
・ カストディアン機関
・ カストディアン銀行
カストナー法
・ カストラ
・ カストラート
・ カストラート (映画)
・ カストラーノ
・ カストリ
・ カストリア
・ カストリアディス
・ カストリア県
・ カストリウム


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カストナー法 : ミニ英和和英辞書
カストナー法[かすとなーほう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 

カストナー法 : ウィキペディア日本語版
カストナー法[かすとなーほう]

カストナー法とは、およそ330に加熱して溶融させた水酸化ナトリウムを電気分解することによって金属ナトリウムを製造する手法である。
== プロセス ==
右図は鋼鉄の支柱で吊るされた陶製のるつぼを表している。カソード (C)およびアノード (A)にはもしくはニッケルが用いられている。水酸化ナトリウムがるつぼのくびれた部分 (B)では固体となり、上部では液体となるように、るつぼの底部では低温に、上部では高温になっている。金属ナトリウムはカソードで生成するが、溶融した水酸化ナトリウムの電解質よりも密度が低いため浮かび上がってくる。線の細い金網 (G)によって金属ナトリウムが採取装置 (P)に溜まるように誘導される〔Newell, Lyman C. ''Descriptive Chemistry'' page 285; D. C. Heath and company, publisher〕。
カソードでは以下のような反応が起こる。
:2Na+ + 2e → 2Na
アノードでは以下のような反応が起こる。
:2OH → 1/2O2 + H2O + 2e
高温であるにもかかわらず、電解質の分解によっていくらか水が生成される。この水は電解質を通して拡散され、その結果、金属ナトリウムの電気分解による生成とは逆の反応が起こる。
:Na + H2O → 1/2H2 + Na+ + OH
この反応によって発生した水素ガスが(P)に溜まり、この水素ガスもまたプロセスの効率を低下させる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カストナー法」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.