翻訳と辞書
Words near each other
・ オンデマンド出版
・ オンデマンド印刷
・ オンデマンド印刷機
・ オンデマンド放送
・ オンデマンド配信
・ オンデュラス
・ オンデュラス共和国
・ オンデンザメ
・ オンデンザメ科
・ オンデーズ
オントス
・ オントナゴン郡 (ミシガン州)
・ オントロジ
・ オントロジー
・ オントロジー (情報科学)
・ オントンジャワ海台
・ オントンジャワ環礁
・ オントンジャワ語
・ オントーバ
・ オンドゥラス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オントス ( リダイレクト:M50オントス自走無反動砲 ) : ウィキペディア日本語版
M50オントス自走無反動砲[えむ50おんとすじはしむはんどうほう]

M50 オントスは、アメリカ海兵隊自走無反動砲で、対戦車車両として1950年代に開発された。M40 106mm無反動砲を6門装備している。愛称の「Ontos」とは、ギリシャ語で「物事・事象」の意。
類似の車両に陸上自衛隊60式自走無反動砲がある。
== 概要 ==

装軌式車両で、車体前部左に操縦席があり、右側は機関室になっている。車体中央部には小型の砲塔を載せ、その外側左右に3連装の無反動砲が1門ずつ固定されている。
左右の無反動砲には2丁ずつ照準のために12.7mm スポッティングライフルが装備されている。砲塔は俯角10度・仰角20度・左右に40度ずつの旋回が可能であったが、この操作はすべて手動で行うようになっていた。砲塔には副武装としてM1919A4機関銃が備えられている。砲手用のペリスコープもあり、車内から射撃ができるが、再装填は車外で行う必要があった。砲塔の下は戦闘区画であり、ここに18発の無反動砲弾が収納されている。車体後部には観音開きのドアがある。
1969年に全てのM50が退役している。対戦車任務は地上では対戦車ミサイル・個人携行型対戦車ロケットが主役となったことや、対地攻撃機対戦車ヘリコプターの発達により、この種の対戦車車両の存在意義が無くなったために後継兵器が作られることはなかった。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「M50オントス自走無反動砲」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 M50 Ontos 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.