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オリフィス板 : ミニ英和和英辞書
オリフィス板[おりふぃすばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ばん, いた]
 【名詞】 1. board 2. plank 

オリフィス板 : ウィキペディア日本語版
オリフィス板[おりふぃすばん]

オリフィス板英語:orifice plate)は円管を絞り、前後の圧力差から流量を求めるドーナツの形をした板である。形状および計測方法についてはJIS Z 8762で定められている。その高い圧力損失を利用して、ショックアブソーバーなどで流量・圧力を制御する用途にも用いられる。
== 流量の計測 ==
流量''Q'' はオリフィス板前後の差圧 Δ''p'' から次式で求められる:
:Q = \alpha\epsilon A\sqrt
ただし、α(に含まれる流出係数 ''C'' )を求める式にはレイノルズ数''Re''が含まれ、''Re'' を求めるためには流量''Q'' を知る必要があるため、この式の右辺は直接計算することができない。そのため、流量''Q'' を求めるためにはイタレーションが必要となる。
ここで、
* \alpha = \frac
* \epsilon = 1-\frac\cdot\frac膨張補正係数
* A = \fracd^2絞り断面、m2
* ρ: 流体の密度、kg/m3
* ''C'' は流出係数と呼ばれ(河川学における同名の「流出係数」とは違う意味である)、下記の式により求める。
:: ''L''1 < 0.4333 のとき
:::C = 0.5959 \,+\, 0.0312 \beta^ \,-\, 0.1840 \beta^8 \,+\, 0.0029 \beta^\left(\frac\right)^ \,+\, 0.0900 L_1 \frac \,-\, 0.0337 L_2 \beta^3
:: ''L''1 ≧ 0.4333 のとき
:::C = 0.5959 \,+\, 0.0312 \beta^ \,-\, 0.1840 \beta^8 \,+\, 0.0029 \beta^ \left(\frac\right)^ \,+\, 0.0390 \frac \,-\, 0.0337 L_2 \beta^3
* \beta = d/D :絞り直径比
* κ:アイゼントロピック指数理想気体では比熱比に等しく5/3)
* ''p'' :オリフィス上流側の圧力取出口の圧力、Pa
* ''d'' :絞り直径, m
* ''D'' :円管の直径, m
* ''L''1 :オリフィス板上流面から上流側圧力取出し口までの距離を''D'' で割った値
* ''L''2 :オリフィス板下流面から下流側圧力取出し口までの距離を''D'' で割った値
* Re_\mathrm = UD/\nu :円管直径''D'' を代表長とするレイノルズ数
* U = Q/\left(\fracD^2\right) :管路内の平均流速、m/s
* ν :流体の動粘性係数、m2/s


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オリフィス板」の詳細全文を読む




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