翻訳と辞書
Words near each other
・ オスカー・モンテリウス
・ オスカー・ラフォンテーヌ
・ オスカー・ララウリ
・ オスカー・ラリオス
・ オスカー・ランゲ
・ オスカー・ランド
・ オスカー・リチャード・ランゲ
・ オスカー・リーディング
・ オスカー・レサー
・ オスカー・レーラー
オスカー・ロバートソン
・ オスカー・ロメロ
・ オスカー・ワイルド
・ オスカー・ワイルド (映画)
・ オスカー・ワルツェル
・ オスカー像
・ オスカー型原子力潜水艦
・ オスカー女優
・ オスカー級
・ オスカー級原子力潜水艦


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オスカー・ロバートソン : ミニ英和和英辞書
オスカー・ロバートソン[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オスカー・ロバートソン : ウィキペディア日本語版
オスカー・ロバートソン[ちょうおん]

オスカー・パーマー・ロバートソン(、1938年11月24日 - )はテネシー州シャーロット出身のバスケットボール選手。身長196cm体重100kg、ポジションはポイントガード。ニックネームはThe Big ONBAにおいて1960年代から70年代の前半にかけて活躍し、NBA史上最高の選手として語られることもある伝説的名選手である。
シンシナティ大学卒業、ローマオリンピック金メダルを獲得した後、1960年のNBAドラフトでプロキャリアの大半を過ごすことになるシンシナティ・ロイヤルズ(現サクラメント・キングス)から全体1位指名を受けてNBA入りし、1961年新人王を受賞。以後1974年に現役から引退するまでにアシスト王6回、オールスターゲーム出場12回、オールスターMVP受賞3回、オールNBAチーム選出11回、シーズンMVP受賞1回、ミルウォーキー・バックス時代に優勝を果たすなど数々の栄誉に浴した。また現役中は選手会(NBPA)会長としてNBA選手の地位向上に大きく貢献。1980年には殿堂入りを果たし、カレッジバスケ界では最も重要な個人賞の一つとして『オスカー・ロバートソン・トロフィー』が設けられている。1961-62シーズンに達成したシーズン平均トリプル・ダブルはNBAの伝説となっている。
== 経歴 ==

=== 生い立ち ===
オスカー・パルマー・ロバートソンは未だ人種差別が色濃く残る時代である1938年、テネシー州シャーロットで生まれ、4歳の頃に移り住んだインディアナポリスでは黒人ゲットーを住処として、貧困と人種差別に塗れた少年期を過ごした。この時代子供たちの多くは野球に熱中していたが、野球道具を揃えることができなかったロバートソンは果物カゴをぶら下げた壁に向けて、テニスボールに布を丸めたものを投げて遊んだ。これが彼のバスケットボールキャリアの始まりだった。
高校進学の選択肢は狭く、殆どの黒人学校はバスケットができる体育館がなく、また白人学校はロバートソンの入学を拒否したため、ロバートソンはインディアナポリスのクリスパス・アタックス高校に進学するしかなかったが、ここでコーチ、レイ・クロウに出会えたことはロバートソンにとっては大きな幸運だった。クロウはロバートソンの優れた身体能力に大きな可能性を見出し、基礎からみっちりと叩き込んだ。クロウの指導のもとチームのエースに成長したロバートソンは2年生の1954年のシーズンにはチームをインディアナ州チャンピオンシップのベスト4に導き、翌1955年のシーズンには31勝1敗の成績でついに州チャンピオンシップを制覇。同州にとって黒人学校がチャンピオンに輝くのは初の快挙であった。1956年のシーズンに入ってもアタックス高校の勢いは止まらず、前年から引き続き45連勝(州新記録となった)を記録し、31戦全勝で州チャンピオンシップも連覇を達成すると言うパーフェクトシーズンを過ごす。平均24.0得点を記録したロバートソンは州のMr.バスケットボールに選ばれた。コートでは誰よりも輝いたロバートソンだったが、コートから一歩でも外に出れば差別される黒人の一人に過ぎず、優勝の祝賀パーティーを開こうとしたところ、街から追い出されるなどの扱いを受けた。このような状況はインディアナを離れ、シンシナティ大学に進学した後も続いた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オスカー・ロバートソン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.