翻訳と辞書
Words near each other
・ オキソグルタル酸デヒドロゲナーゼ (スクシニル基転移)
・ オキソニウム
・ オキソニウムイオン
・ オキソニウム塩
・ オキソバナジウム
・ オキソバナジウム(IV)イオン
・ オキソバナジウムイオン
・ オキソフェニルアニオン
・ オキソリニック酸
・ オキソリン酸
オキソン
・ オキソ合成
・ オキソ基
・ オキソ法
・ オキソ酸
・ オキタリュウイチ
・ オキツシマヒメ
・ オキト
・ オキドキ
・ オキナ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オキソン ( リダイレクト:ペルオキシ一硫酸カリウム ) : ウィキペディア日本語版
ペルオキシ一硫酸カリウム[ぺるおきしいちりゅうさんかりうむ]
ペルオキシ一硫酸カリウム(ペルオキシいちりゅうさんカリウム、英:potassium peroxymonosulfate)、あるいは一過硫酸カリウムは、広く使用されている酸化剤の一つである。過硫酸カリウム。主に有機合成化学分野において過硫酸は強力な酸化剤として用いられ、オキソンは実験室で用いられる代表的な過硫酸試剤である。
商品名ではデュポン社よりオキソン(Oxone)、エボニック社よりCaroatであるオキソンは一般的な化学用語として現在使用されている〔 このデータベースにてoxoneの語でも検索できる。〕。
過硫酸水素カリウムは強力な酸化剤であるが、不安定で取り扱いが難しい。しかし硫酸水素カリウム硫酸カリウムを添加し複塩を作らせることにより安定な白い結晶となり、取り扱い容易な優れた酸化剤となる。
主な用途はオレフィンからエポキシドへ、三級アミンからアミンオキシドへ、アルデヒドからカルボン酸へ、スルフィドからスルホンへの酸化などが挙げられる。
==エポキシ化==
-アセトンの混合溶媒にオキソンを懸濁させ、基質となるオレフィンを加えるだけで容易にエポキシドへの酸化が起こる。アセトンと過硫酸水素カリウムから生成するジメチルジオキシランが活性中間体となり、オレフィンをエポキシ化するものと考えられている。
またアセトンの代わりに、フルクトースなどから誘導した環状ケトンを用いることにより、不斉エポキシ化が可能となる。詳しくは史不斉エポキシ化の項目を参照。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ペルオキシ一硫酸カリウム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Potassium peroxymonosulfate 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.