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オガララ帯水層 : ミニ英和和英辞書
オガララ帯水層[おがららたいすいそう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おび, たい]
  1. (n-suf) band (e.g., conduction, valence) 

オガララ帯水層 : ウィキペディア日本語版
オガララ帯水層[おがららたいすいそう]

オガララ帯水層(オガララたいすいそう、英語Ogallala Aquifer)は、アメリカ合衆国中部、グレートプレーンズの地下に分布する浅層地下水層。ハイ・プレーンズ帯水層High Plains Aquifer)とも呼ばれる。世界最大級の地下水層で、総面積は450,000km²(日本の国土の約1.2倍)におよび、同国中西部南西部8州にまたがる。この帯水層は1899年ニューヨーク地学ネルソン・ホラティオ・ダートンNelson Horatio Darton)によって命名された。名称はネブラスカ州西部の町オガララOgallala)に由来している〔Darton, N.H. 1898. Preliminary report on the geology and water resources of Nebraska west of the one hundred and third meridian. In: Walcott, C.D. (ed), Nineteenth Annual Report of the United States Geological Survey, 1897-1898, Part IV, pp. 719-785.〕。
== 概要 ==
現在アメリカ合衆国中部の大平原となっているこの地域に帯水層が形成されたのは中新世後期から鮮新世初期にかけてのことである。この頃、この地域の西に位置するロッキー山脈における造山活動が活発化し、西から東へ、あるいは南東へと大小の河川が形成されていった。やがてロッキー山脈において侵食が起こり、川や風で運ばれた土砂がこの地域に積もって古い流路を埋め、大量の地下水を含む地層を生み出した。この地層の深さは形成前の地形によって異なる。もともとが谷間だったところは、地下深くまでこの地層が形成されている。この地層の下部では粗い岩が主になっており、上部ほどその粒が細かくなっている〔North Plains Groundwater Conservation District 〕。
地下水を含む層(帯水層)の厚さは数mから160mまで幅があり、北部ほど厚くなっている。地表から地下水面までの深さは北部では120mほど、南部では30-60mほどである。現在、帯水層への淡水涵養のペースは遅くなってきている。このことから、地層中に存在する地下水の大部分は、氷河期に蓄えられた化石水であると言える。
この帯水層アメリカ合衆国中西部・南西部の以下8州におよんで広がっている。グレートプレーンズと呼ばれる大平原が広がるこの地域はほぼ全域がステップ気候に属し、全体的に降水量が少なく、河川湖沼などの地表水が少ない。そのため、この帯水層の地下水が重要な水道水源、農業用水源となっている。
*サウスダコタ州
*ネブラスカ州
*ワイオミング州
*コロラド州
*カンザス州
*オクラホマ州
*ニューメキシコ州
*テキサス州

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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