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エンフィールド=ロビン・D-R400D : ミニ英和和英辞書
エンフィールド=ロビン・D-R400D[えんふぃーるど=ろびん でぃーあーる400でぃー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エンフィールド=ロビン・D-R400D : ウィキペディア日本語版
エンフィールド=ロビン・D-R400D[えんふぃーるど=ろびん でぃーあーる400でぃー]

エンフィールド=ロビン・D-R400D(エンフィールド=ロビン・ディーアール400ディー)はイギリスレッドブレスト・エンジニアリングが開発・販売した、ディーゼルエンジンを搭載したオートバイ。現在では生産中止になっている模様。一時期レッドバロングループを通じて日本国内にも輸入され、ライダーたちの話題を呼んだ。
== 概要 ==
かつての英国名門ブランドであり、現在ではインドチェンナイに本社のあるロイヤルエンフィールドの主力モデル「Bullet(ブリット)」の車体に、日本の富士重工業製汎用製品用空冷単気筒ディーゼルエンジン(DY41D型、現在生産終了)を搭載している。
尚、車名の「エンフィールド=ロビン」というのは直接のメーカー名ではなく、「『ロイヤルエンフィールド』の車体に『ロビンエンジン』を搭載した」というところに由来している〔ロビンエンジンの製造元である富士重工業はこのオートバイに就いて当初全く知らなかった。富士重工業に知られるきっかけは日本人ライダーのD-R400Dによる世界一周の雑誌記事である。なお、勝手にエンジンを使われていたにもかかわらずこの世界一周の際富士重工業は現地代理店を通じて全面的な援助をしている。〕。もちろん、日本で登録された車両の車検証には、「車体の形状」の欄に「オートバイ」、「燃料の種別」の欄に「軽油」と書かれている。
始動方法にはセルモーターおよびキックスターターが用意されている。キックスターターはBulletの装備をそのまま残したものであり、セルモーターについてはDY41Dの純正オプションである。DY41Dに標準的に装備されるリコイルスターターは、チェンジレバーに干渉する為に装備されていない。DY41Dは強制空冷エンジンであるが、D-R400Dにおいてはシュラウドが取り払われ、走行風を利用した自然空冷とされている。
ギアボックスなどはエンフィールド製のものをそのまま使用している為、右足チェンジ方式となっている。但し“400”とはいうものの、実際の排気量は412
ccと、僅かではあるが400ccを超えている為、日本国内で運転するには大型自動二輪免許が必要である。
最大回転数はレブリミットから3400rpmにガバナーで制限されるが、この範囲において短時間最大で10馬力、連続最大で8.5馬力を発揮する。なお、産業用エンジンにおいては最大と連続の2つの馬力表示を行う事は慣例と成っている。
実測で200kg近くにも達する車重に対し、第二種原動機付自転車並みの10馬力(8.5馬力)というカタログスペックからは余りにも非力な印象を受けるが〔例として、400ccクラスのビンテージ風単気筒車として人気の高いヤマハ・SR400は、152kgの乾燥重量に対して27馬力を発揮している〕、実際にはディーゼルエンジン特有の粘り強いトルク特性と相まって、公道での走行に十分な性能は発揮していた。
尚、同車両は1995年、イギリス本国で「イギリス1周低燃費記録走行」に参加し、約6,000kmを走破。71.18km/lの燃費を記録した。後にこの記録はギネスブック1997年度版に掲載された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エンフィールド=ロビン・D-R400D」の詳細全文を読む




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