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エレノア・ファージョン : ミニ英和和英辞書
エレノア・ファージョン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エレノア・ファージョン ( リダイレクト:エリナー・ファージョン ) : ウィキペディア日本語版
エリナー・ファージョン[ちょうおん]

エリナー・ファージョンEleanor Farjeon,1881年2月13日-1965年6月5日)は、イギリス児童文学作家詩人
ロンドン生まれ。父はユダヤ系作家のベンジャミン・ファージョン、母はアメリカ人女優の娘。家庭で教育を受け、膨大な父の蔵書と、家に訪れる数多くの芸術家達の会話によって、知識と想像力を養った。1916年に出版された子供向けの詩集『ロンドンのわらべうた』で作家として認められ、21年に発表した連作短編『リンゴ畑のマーティン・ピピン』で童話作家としての地位を確立。以後、『年とったばあやのお話かご』(31年)、『町かどのジム』(34年)、『ガラスの靴』(44年)、『銀色のシギ』(49年)などの作品を次々と発表し、55年には自選短編集『ムギと王さま』でカーネギー賞国際アンデルセン賞を受賞。また、古いゲール民謡に詞を付け、31年に発表した賛美歌『世のはじめさながらに』は、71年にイギリスのシンガーソングライター、キャット・スティーブンスによって『Morning Has Broken(邦題「雨にぬれた朝」)』としてカバーされ大ヒットした。その他、『ファージョン自伝 -わたしの子供時代』(35年)、『エドワード・トマス、最後の四年』(58年)などのノンフィクションがある。
日本でも石井桃子らの訳によって早くから紹介され、良質で温かいユーモアを湛えた作風にはファンが多い。なお、イギリスでは彼女を記念して「エリナー・ファージョン賞」を制定し、毎年すぐれた児童文学作品を表彰している。
== 主な作品 ==

* 『ファージョン作品集(全7巻)』(石井桃子訳、岩波書店、1970-86年)
 * 『年とったばあやのお話かご』''"The Old Nurse's Stocking Basket"''
 * 『イタリアののぞきめがね』''"Italian Peepshow"''
 * 『ムギと王さま』''"The Little Bookroom"''
 * 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』''"Martin Pippin in the Apple Orchard"''
 * 『ひなぎく野のマーティン・ピピン』''"Martin Pippin in the Daisy Field"''
 * 『銀のシギ』''"The Silver Curlew"''
 * 『ガラスの靴』''"The Glass Slipper"''
* 『本の小べや(全2巻)』''"The Little Bookroom"''(石井桃子訳、岩波書店、2001年)
 * 『ムギと王さま』
 * 『天国を出ていく』
* 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』''"Martin Pippin in the Apple Orchard"''(石井桃子訳、岩波書店、2001年)
* 『町かどのジム』''"Jim at the Corner and Other Stories"''(松岡享子訳、童話館出版、2001年)
* 『マローンおばさん』''"Mrs. Malone"''(阿部公子・茨木啓子訳、こぐま社、1996年)
* 『ねんねんネコのねるとこは』''"Cats Sleep Anywhere"''(まつかわまゆみ訳、評論社、1998年)
* 『エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする』''"Elsie Piddock Skips in Her Sleep"''(石井桃子訳、岩波書店、2004年)
* 『ファージョン自伝 -わたしの子供時代』''"A Nursery in the Nineties"''(広岡弓子・原山美樹子訳、 西村書店、2000年)
* 『想い出のエドワード・トマス -最後の4年間』''"Edward Thomas: The Last Four Years"''(早川敦子訳、白水社、1993年)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エリナー・ファージョン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Eleanor Farjeon 」があります。




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