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エルキュール・ポアロ : ミニ英和和英辞書
エルキュール・ポアロ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エルキュール・ポアロ : ウィキペディア日本語版
エルキュール・ポアロ[ちょうおん]

エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot, ポワロとも日本語表記)は、アガサ・クリスティ作の推理小説に登場する架空の名探偵ベルギー人
シャーロック・ホームズなどと同様、時代を越え現在にまで至る支持を得た名探偵の一人。ホームズ以来のそれまでの推理小説の主人公から一線を画した探偵であり、滑稽ともいえるほどの独特の魅力で高い人気を誇る。クリスティが生み出した代表的な探偵と同時に、一般的にも著名な名探偵の一人である。
33の長編、54の短編、1つの戯曲に登場し、ミス・マープルシリーズと並んでクリスティが生涯書き継ぐ代表シリーズとなった。しかし、クリスティ自身は自伝の中で「初めの3、4作で彼を見捨て、もっと若い誰かで再出発すべきであった」と述べている。孫のマシュー・プリチャードの証言では、クリスティはポアロにうんざりしていたが、出版社などに半ば強制される形でシリーズを書きついでいた。
日本では第二次世界大戦前から紹介されており、現在でも日本語でほぼ全てのポアロ作品を読める。
== 人物設定 ==
19世紀中頃に生を受け、ベルギー南部のフランス語圏(ワロン地方)出身とされている。名前のエルキュールHerculeは、ギリシア神話に登場する怪力の英雄ヘラクレスフランス語綴り。
ベルギー警察官として活躍し、署長にまで出世した後、退職していた。第一次世界大戦中、ドイツ軍の侵攻によりイギリスに亡命することを余儀なくされる。亡命者7名と共に、イギリスの富豪夫人(エミリー・イングルソープ)の援助を受けて、スタイルズ荘のそばにあるリーストウェイズ・コテージで生活をしていた。そこで、以前にベルギーで知り合っていた友人のアーサー・ヘイスティングズ中尉と再会し(1916年7月17日)、殺人事件を解決する(『スタイルズ荘の怪事件』)。その後、イギリスでヘイスティングズ大尉と同居し、探偵として活躍し、数多くの難事件を解決する。
ヘラクレスの名とは反対の小男(背丈は5フィート4インチ(約163センチメートル)そこそこ)で、緑の眼に卵型の頭、黒髪で、ぴんとはね上がった大きな口髭をたくわえている(晩年は頭頂部が完全に禿げ上がった)。「灰色の脳細胞」を十全に活用できる賢さを持つと自認し、自らを世界最高の探偵であるとする自信家である。『第三の女』で若い女性に「お年寄り」といわれたときには大変ショックを受けていた。女性には優しく、物腰柔らかで、若者たちの恋愛の成就を図るキザな紳士であり、常に整理・整頓を心掛け、身なり(特に口髭)に注意を払い、乱雑さには我慢できない。
捜査には容疑者たちとの尋問や何気ない会話に力点を置き、会話から人物の思考傾向・行動傾向を探っていく。地面に這いつくばって証拠品を集めるやり方を「猟犬じゃあるまいし」と言い否定するものの、物的証拠も尊重してこれらと心理分析を組み合わせた推理で数々の難事件を解決してきた。容疑者全員を集め、ポアロの辿った推理過程を彼らへ説明しながら真犯人をその場で指し示す。口癖は事件の真相へ近づくと「私の灰色の小さな脳細胞 (''little grey cells'' ) が活動を始めた」や、いつも行動を共にするヘイスティングズ大尉に諭す「あなたの灰色の脳細胞を使いなさい」など。
フランス語圏出身のため、興奮すると訛ったり、英語の合間合間にフランス語を混ぜたりする。ポアロ自身は英語がまともに話せないふりをして、英国人を油断させるのだと言っている。いかにも外国的で時として滑稽とも見えるポアロの言動に英語圏の容疑者たちは油断し、事件解決の手がかりとなる言葉を洩らしてしまうことも多い。フランス人と間違われることをひどく嫌う。船や飛行機が苦手。
引退して悠々自適に生活し、カボチャ(正確にはペポカボチャの一種で外見が冬瓜に似る)を育てるのが夢で、実際に『アクロイド殺し』などでそのような生活を実現しているが、難事件・怪事件が引退を許さず、自身も実際には隠棲生活には適応できない様子である(『アクロイド殺し』では不意に癇癪を起こし、せっかくのカボチャを塀越しに投げ捨てるという暴挙に及んでいる)。
親友のヘイスティングズは1937年の『もの言えぬ証人』あたりまでは語り手となって、ポアロのいわゆる「ワトスン」役を務めることがしばしばである。ヘイスティングズの何気ないひと言がヒントとなり、ポアロが事件を解決に導くのもほとんど定番となっている。ヘイスティングズのほかに複数の作品に登場する人物として、友人の女流推理作家アリアドニ・オリヴァ夫人(作者自身がモデルであるといわれる)、レイス大佐(『ひらいたトランプ』、『ナイルに死す』)、有能な秘書ミス・レモン、ロンドン警視庁ジャップ主任警部や後期にはスペンス警視(『マギンティ夫人は死んだ』、『ハロウィーン・パーティ』、等)などが登場している。なお、バトル警視はポアロシリーズでは『ひらいたトランプ』のみの登場であるが、『ゼロ時間へ』の中でポアロについて言及している。
最後の登場作品である『カーテン』において、他界している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エルキュール・ポアロ」の詳細全文を読む




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