翻訳と辞書
Words near each other
・ エリス・バン・クレベルト症候群
・ エリス・バークス
・ エリス・パチェコ
・ エリス・パーカー・バトラー
・ エリス・パーク・スタジアム
・ エリス・ピーターズ
・ エリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガー賞
・ エリス・ヘジーナ
・ エリス・ベクスター
・ エリス・リャオ
エリス・レジーナ
・ エリス・ヴァンクレベルト症候群
・ エリス学派
・ エリス島
・ エリス諸島
・ エリス諸語
・ エリス郡
・ エリス郡 (オクラホマ州)
・ エリス郡 (カンザス州)
・ エリス郡 (テキサス州)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エリス・レジーナ : ミニ英和和英辞書
エリス・レジーナ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エリス・レジーナ : ウィキペディア日本語版
エリス・レジーナ[ちょうおん]

エリス・レジーナ・カルヴァーリョ・コスタ(Elis Regina Carvalho Costa、ブラジルポルトガル語での発音表記に準じるとエリス・ヘジーナ1945年3月17日 - 1982年1月19日)は、ブラジル歌手1960年代から1970年代にかけて、ブラジルで最も人気のある女性シンガーであった。
彼女のヴォーカルは、心躍らせる歌声と優れた抑揚を持ち合わせており、特にアップテンポなナンバーに卓越していた。 「Furacão(ハリケーン)」や、「Pimentinha(ピメンチーニャ、小さな唐辛子)」といった愛称で呼ばれた。
== バイオグラフィ ==
ポルト・アレグレで生まれ、11歳の時にRádio Farroupilhaの子供向けラジオ番組で、歌手としてのキャリアをスタートさせた。1959年にはラヂオ・ガウシャ(Rádio Gaúcha)と契約して、翌年にはリオデジャネイロへ赴き、彼女の最初のLPである「Viva a Brotolândia」を録音する。
1965年には、彼女が初めて受けた歌謡コンテストでエドゥ・ロボヴィニシウス・ヂ・モライスの「アハスタォン(Arrastão)」を歌い、優勝する。2枚目のLPである「Dois na Bossa」は、ジャイール・ロドリゲス(Jair Rodrigues)と共演盤で、ブラジル国内のレコード売り上げ記録を更新した。
1960年代の後期から1970年代の初頭にかけて、ジルベルト・ジルなどのミュージシャンたちと共にレコーディングを行ったりして、トロピカリア運動の普及に貢献。1974年には、アントニオ・カルロス・ジョビンとのコラボレーション作品であるアルバム『エリス・アンド・トム』を発表。このアルバムを、最も優れたボサノヴァアルバムの一つ、そしてこのアルバムに収録されたジョビン作の「三月の水(Águas de Março)」を最も優れたボサノヴァ曲の一つであると考える人も多い。彼女はまた、ミルトン・ナシメントや、ジョアン・ボスコシコ・ブアルキジョルジ・ベンカエターノ・ヴェローゾとも共演作品をレコーディングした。
エリスは、彼女と同世代のブラジルのミュージシャンたちを迫害し追放していた当時のブラジルの軍事政権を時々批判することがあった。1969年のインタビューでは、「ブラジルはゴリラに支配されている」という見解を述べたこともあった。彼女は人気があったゆえに牢獄に入れられることはなかったが、それでも圧力を受け、やむをえずスタジアムのショーでブラジル国歌を歌わされることになり、左翼的思想の人々から反感を買うことになる。
1982年コカイン中毒アルコール中毒によって死去。36歳没。現在、彼女はサンパウロのモルンビ墓地に葬られている。その短いキャリアの中で、数々のトップセラーを記録した。
なお一人目の夫である、ホナルド・ボスコリとの間に、息子ジョアン・マルセロ・ボスコリがおり、ミュージシャンとして活動している。また二人目の夫である、セザール・カマルゴ・マリアーノとの娘であるマリア・ヒタ(Maria Rita、もしくはマリア・リタ)も同じく歌手となり、2004年にファースト・アルバム『マリア・ヒタ』をリリースしている。これは彼女の故郷ブラジルで、プラチナム・ディスクとなり、2つのラテンの音楽賞を受賞した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エリス・レジーナ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.