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エドガー・ウォーレス : ミニ英和和英辞書
エドガー・ウォーレス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エドガー・ウォーレス : ウィキペディア日本語版
エドガー・ウォーレス[ちょうおん]
エドガー・ウォーレスRichard Horatio Edgar Wallace1875年4月1日 - 1932年2月10日)は、イギリス作家。1910-20年代に推理スリラー小説で一大人気を誇り、また映画『キングコング』の脚本でも知られる。
ロンドンに生まれ、様々な職を経験の後に陸軍に入隊し第二次ボーア戦争に従軍、南アフリカで通信記者を経て、帰国後にスリラー作家としてデビュー。非常に多産で、当時イギリスで読まれた本の1/4はウォーレスの作品だと言われたほどだった。1931年の総選挙で敗れた後、アメリカに渡りハリウッドで映画の脚本を手がけ、「植民地の想像力」による『キングコング』や、J.G.リーダーものの推理ドラマ、グリーン・アーチャーものを残した。作品は5000万部以上を売り上げ、『エコノミスト』誌では「20世紀で最も多産なスリラー作家の一人」としている。〔''The Economist'' "More at home abroad" 21 August 1997〕〔Dixon (1998) p. 73〕
==生涯==

===生い立ち===
ロンドングリニッジ、アシュバーンハム通りで、俳優である両親リチャード・ホレーショ・エドガーとメアリー・ジェーン・"ポリー"・リチャーズ(旧姓ブレア)の私生児として生まれる〔''Dictionary of National Biography'' profile online edition, January 2011〕。母メアリーは1843年リバプール生まれ、一家で営む劇場で働いていたが、貿易商船の船長だった夫に死別しポリー・リチャーズの芸名で女優となる。1872年にマリオットファミリーの一座に参加し、その一家のホレーショ・エドガーとの間の子供エドガーを生み、助産婦の友人で10人の子持ちだったビリングズゲートの魚屋であるフリーマン夫妻を紹介されて、養育を依頼した。
エドガーはリチャード・ホレーショ・エドガー・フリーマンとして、幸せな幼年時代を過ごした。メアリーは1878年頃には養育費を払う余裕がなくなり、フリーマン夫妻はエドガーを養子にする〔 。12才の時、養父ジョージ・フリーマンは彼に十分な教育を受けさせようと、サザーク・ロンドン特別区ペッカムのセント・アルフィージ・ウィズ・セント・ピーター寄宿学校に行かせるが〔、無断欠席を繰り返した〔。十代前半の彼は、フリート街近くのルドゲート交差点の新聞売り、牛乳配達、ゴム工場の工員、靴屋助手、船の調理師など多くの職に就いた。ルドゲート交差点には、彼の新聞業界との出会いを記念する額が飾られている〔〔。また金を盗んだために牛乳配達を馘首になったこともあった〔''Lives of the Novelists: A History of Fiction in 294 Lives'', John Sutherland, Yale University Press, 2012, p.122 ISBN 9780300182439〕。
1894年にテムズ川南岸デットフォードに住むエディス・アンストリーと婚約したが、それを解消して歩兵隊に入隊した。軍への登録名は、『ベン・ハー』の作者ルー・ウォーレスから取ったエドガー・ウォーレスとした〔〔〔。その時の健康診断の記録では、スラム街で育った彼は胸囲が33インチしかなかった〔。1896年に西ケント連隊として南アフリカに配属される〔。彼は軍隊生活を嫌い、医療部隊への転属を図りすんなり通ったが、そこは勤務は容易でも、より以上に不快なものであったため、報道部隊に再度転属し、ようやく居心地のよさを見いだした〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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