翻訳と辞書
Words near each other
・ ウリセス・ウーロー
・ ウリセス・エレバン
・ ウリセス・エレバンFC
・ ウリセス・ソリス
・ ウリセス・ダビラ
・ ウリセス・デ・ラ・クルス
・ ウリセン
・ ウリゾーン
・ ウリゾーンの距離化可能定理
・ ウリダ
ウリチ
・ ウリチ地区
・ ウリチ族
・ ウリチ語
・ ウリッセ・アルドロヴァンディ
・ ウリドキ
・ ウリナライズム
・ ウリナラファンタジー
・ ウリナラ党
・ ウリナラ起源


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ウリチ : ウィキペディア日本語版
ウリチ

ウリチロシア語英語 Ulch)は、ツングース系民族の一つで、主にロシア連邦アムール川下流域(ハバロフスク地方)に居住する。ナーニ(Naani)、オルチャ(Olcha)、マングン(Mangun)などの呼称でも呼ばれる。山丹交易で知られる山丹人はウリチに推定されている。現在は一部がロシア人との混血が進んでいる。
==概要==
ウリチはアムール川最下流に居住するニヴフ、上流のウスリー川の合流地点などに住むナナイに挟まれる形でアムール川下流域に居住しており、他にも北でネギダールと、南でオロチと接している。
1989年の人口調査では約3200人がロシア国内に居住するが、その30%ほどのみがウリチ語を母語とする。ウリチ語は南部ツングース諸語に属しており、特にナナイ語の下流方言・ウィルタ語との共通性が高い。
主な生業は漁労であり、チョウザメコイをかぎ針、網などを用いて採集する。狩猟は二次的な生業であり、冬期に食用としてクマを、毛皮用にテンリスを狩猟する。ロシア人の進出によって現代ではジャガイモを中心とした農業、牛・豚の飼育も行われており、生活様式がロシア化している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウリチ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.