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ウイリアム・ジョッピー ( リダイレクト:ウィリアム・ジョッピー ) : ウィキペディア日本語版
ウィリアム・ジョッピー[ちょうおん]

ウィリアム・ジョッピーWilliam Joppy、男性、1970年9月11日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサーワシントンD.C.出身。第72代・第74代・第76代WBA世界ミドル級王者。
== 来歴 ==
1993年2月26日、プロデビュー。
1995年9月16日、ラスベガスミラージュで行われたNABF北米ミドル級王座決定戦でロドニー・トニーと対戦し、12回判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した。
1996年6月24日、世界初挑戦。横浜アリーナWBA世界ミドル級王者竹原慎二に挑み、9回2分29秒TKO勝ちを収め、23戦目で無敗の世界王者となった。その後、2度の防衛に成功した。
1997年8月23日、3度目の防衛戦。マディソン・スクエア・ガーデンフリオ・セサール・グリーンと対戦し、0-3(113-116、112-114、112-113)の判定負けを喫し、王座陥落と同時にプロ初黒星を喫した。
1998年1月31日、フロリダ州タンパアイス・パレスでフリオ・セサール・グリーンと再戦し、3-0(117-110、117-112、117-113)の判定勝ちを収め、雪辱を果たすと共に王座再獲得に成功した。8月28日にラスベガス・ヒルトンで行われた初防衛戦では4階級制覇を果たした「石の拳ロベルト・デュランパナマ)を3回2分54秒TKOで破り初防衛に成功、その後、防衛回数を5まで伸ばした。
2001年5月12日、マディソン・スクエア・ガーデンで行われた6度目の防衛戦でフェリックス・トリニダードプエルトリコ)に自身初のKO負けとなる5回2分25秒TKO負けを喫し、王座から陥落した。
2001年11月17日、マンダレイ・ベイ・ホテル&カジノで行われたWBA世界ミドル級王座決定戦でハワード・イーストマンイギリス)と対戦し、2-0(115-112、114-112、113-113)の判定勝ちを収め、みたび王座獲得に成功した。2002年10月10日の初防衛戦を両国国技館で行い、保住直孝を10回2分48秒TKO勝ちを収め、竹原慎二戦以来6年ぶりの日本での試合を勝利で飾った。
2003年12月13日、ボードウォーク・ホールでWBA・WBCIBF世界ミドル級スーパー王者バーナード・ホプキンスとの王座統一戦に挑むが、0-3(109-119、108-119、109-118)の判定負けを喫し、ジョッピーが保持していたWBA正規王座はWBAスーパー王座に吸収される形で空位となり、2年1ヵ月保持していた王座から陥落した。この試合は8大タイトルマッチの1試合として行われた。
2004年12月4日、アーカンソー州リトルロックのボストン・コリセウムでWBCアメリカ大陸ミドル級王者ジャーメイン・テイラーと対戦し、0-3(107-120、107-120、107-120)の判定負けを喫し、王座獲得に失敗した。
2008年2月29日、2階級制覇を目指しIBF世界スーパーミドル級王者ルシアン・ブーテルーマニア)に挑むも、10回TKO負け。その後、2年間リングから遠ざかった。
2010年3月6日、カナダケベック州モントリオールモントリオール・カジノで行われたセバスチャン・デマースとの2年ぶりの復帰戦で、自身初のノンタイトル戦での敗戦となる0-2(95-95、93-97、93-97)の判定負けを喫した。
2011年1月8日、カザフスタン共和国南カザフスタン州シムケントのスポーツ・パレスでベイブット・シュメノフの持つWBA世界ライトヘビー級王座とIBA世界ライトヘビー級王座に挑戦し、6回0分15秒KO負けを喫しWBA世界ライトヘビー級王座の獲得に失敗、IBA世界ライトヘビー級王座の獲得にも失敗した。当初はWBO世界ライトヘビー級王者ユルゲン・ブリーマーがシュメノフと対戦予定であったが、ブリーマーがインフルエンザを理由に欠場し、ジョッピーが代役となった〔シルベスター&カニンガム防衛戦延期に ボクシングニュース「Box-on!」 2011年1月19日〕。
2011年3月12日、フェアファックスジョージ・メイソン大学でコーリー・カミングスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた試合を最後に現役を引退した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウィリアム・ジョッピー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 William Joppy 」があります。




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