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イ病 ( リダイレクト:イタイイタイ病 ) : ウィキペディア日本語版
イタイイタイ病[いたいいたいびょう]
イタイイタイ病(イタイイタイびょう)とは、岐阜県三井金属鉱業神岡事業所(神岡鉱山)による鉱山製錬に伴う未処理廃水により、神通川下流域の富山県で発生した公害で、日本初の公害病で四大公害病のひとつである〔文学作品としては旧井波町出身の作家岩倉政治に『ニセアカシアの丘で』に収められた「尋問」という短編と「イタイイタイ病」という詩があり、新田次郎に地元の開業医萩野昇医師をモデルにした『神通川』という小説がある。〕。略してイ病ともいう。英語は“Itai-itai disease”で、オックスフォード英語辞典など外国の多くの辞書に記載され、そのまま英語になった日本語の一つとなっている。
== 概説 ==
神通川下流域である富山県婦負郡婦中町(現・富山市)において、1910年代から1970年代前半にかけて多発した。
病名の由来は、患者が「痛い、痛い(いたい、いたい)」と泣き叫んだ事から。
1955年(昭和30年)に地元の開業医である萩野昇を地元『富山新聞』記者の八田清信が取材に訪れた際、看護婦が患者を「イタイイタイさん」と呼んでいると聞き、「そのままいただいて『いたいいたい病』としては?」と提案したことによる。1955年(昭和30年)8月4日の同紙社会面で初めて病名として報じられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イタイイタイ病」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Itai-itai disease 」があります。




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