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イトグモ科 : ウィキペディア日本語版
イトグモ科[いとぐもか]

イトグモ科 Sicariidae は、クモ目の分類群の一つ。単性域の6眼のクモの群であるが、極めて異質な外見の二群が含まれている。毒グモとして著名なものが幾つも含まれる。
==概要==
イトグモ科には、2つの属が含まれているが、両者の外見は非常に大きく異なる。イトグモ属ユウレイグモ科のもののような細長い足を持ったクモで、物陰に潜む。もう1つの属 ''Sicarius'' はカニグモに似た外見のクモで、乾燥した砂地に生息する。そのため、以前はそれぞれ別科としたが、現在では一つの科と扱っている。
これらのクモには人間に被害を与える有毒なものが幾つか知られている。イトグモ属ではドクイトグモが特によく知られる。そのようなこともあり、これらには一般名が幾つか知られる。ドクイトグモの英名は brown recluse spider (褐色の隠者のクモ)、あるいは violin spider である。また Sicarius の方は six-eyed sand spider であるが、外見的特徴から six-eyed clab spider(6眼のカニグモ)とも、また assassin spider も使われる。現時点では、日本産のイトグモにはそのような毒性は知られていないが、同一種のMediterranean recluse spider(Loxosceles rufescens)は海外では咬症例の報告もある。〔Necrotic arachnidism of the eyelid due to Loxosceles rufescens spider bite, Cutaneous and Ocular Toxicology, Case Reports, December 2011, Vol. 30, No. 4 , Pages 302-305 (doi:10.3109/15569527.2011.577494)〕国内での咬症例は1例のみ知られる。〔http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902292442946046 イトグモ刺咬症と診断した1例〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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