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イシガキダイ : ウィキペディア日本語版
イシガキダイ

イシガキダイ(石垣鯛、学名 ''Oplegnathus punctatus'') は、スズキ目イシダイ科に属する魚の一種。北西太平洋熱帯亜熱帯域に分布する大型の肉食魚で、同属のイシダイと同様食用や釣りの対象魚として人気が高い。また、特に本種の老成したオスを指してクチジロ(口白)という呼称もある。

==特徴==
成魚は全長50cm程度だが、90cmを超える老成個体も記録されている。体型は左右から押しつぶされたような円盤型で、顎が前方に突き出る。イシダイより口が尖り、体高が高い。背鰭軟条数は15-16本で、イシダイの17-18本に比べて少ない。口はイシダイと同様にが融合し、くちばし状になっている。
全身が灰白色の地に大小の褐色斑紋で覆われた独特の模様をしている。標準和名「イシガキダイ」は、この模様が石垣を思わせることに由来する。ただしこの模様は成長につれて細かくなり、特に老成したオスでは斑点が消失し、全身が灰褐色になる。同時に口の周囲がっぽくなるため、この時期のオスを指して「クチジロ」と呼ぶ。一方、メスは老成しても斑紋がよく残り、口の周囲が白くならない〔岡村収・尼岡邦夫監修『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』(イシダイ科解説 : 荒賀忠一)1997年 山と渓谷社 ISBN 4635090272〕〔石川皓章『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』2004年 永岡書店 ISBN 4522213727〕。
イシダイとの天然での交雑も確認されている〔
〕。交雑個体はイシダイの横縞とイシガキダイの黒斑の両方が現れるが、鰭条数等は母親の影響が強いとされる。2010年11月11日に北海道寿都町の沖合で漁師に捕獲されたことがある。人工交雑は近畿大学水産研究所で1970年に成功した。この雑種は「イシガキイシダイ」、または交雑に成功した近大に因み「キンダイ」とも名付けられている〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イシガキダイ」の詳細全文を読む




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