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イザベラ・デステ : ミニ英和和英辞書
イザベラ・デステ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


イザベラ・デステ : ウィキペディア日本語版
イザベラ・デステ

イザベラ・デステ(、1474年5月18日 - 1539年2月13日)は、エステ家出身のマントヴァ侯妃。ルネサンス期イタリアの文芸、政治を代表する女性の一人である。
イザベラは16歳でマントヴァ侯フランチェスコ2世・ゴンザーガと結婚し、フランチェスコ2世の死後は、若年でマントヴァ侯位を継いだ嫡男フェデリーコ2世・ゴンザーガ摂政としてマントヴァを統治した。1500年にフランス王ルイ12世ミラノ公国で会談しフランスとマントヴァとの間に不可侵条約を結ばせることに成功するなど、当時のイタリア情勢で大きな政治的、外交的手腕を発揮した。
イザベラは芸術を庇護し、その最先端のファッションはイタリアのみならずフランス王宮の女性たちにも大きな影響を与えた。詩人ルドヴィーコ・アリオストは「自由闊達で高潔なイザベラ」と賞賛し〔Marek, George R. (1976). ''The Bed and the Throne: The Life of Isabella d'Este''. New York: Harper and Row Publishers.p.ix ISBN 978-0-06-012810-4〕、マッテオ・バンデッロ (:en:Matteo Bandello) は「最高の女性」と評している〔Marek, p.ix〕。さらに外交官ニッコロ・ダ・コレッジョはイザベラを「世界一のファーストレディ」と高く評価した〔 。
== 前半生 ==

イザベラが家族や友人たちと交わした膨大な量の書簡が現存しているため、イザベラの生涯は当時の女性としては異例なまでに明確に伝わっている〔Marek, p.xiv〕。
イザベラはフェラーラ公エルコレ1世・デステとエレオノーラ・ディ・ナポリ(エレオノーラ・ダラゴン)との間に、1474年5月18日の夜9時にフェラーラで生まれた〔Julia Mary Cartwright Ady, Isabella d'Este, marchioness of Mantua, 1474-1539: a study of the renaissance, Volume 1, 1907〕〔イザベラの母エレオノーラが、友人だったバルバラ・ゴンザーガにイザベラが生まれたときの様子を詳しく記した書簡を送っている。15世紀のイタリアでは、一日の始まりは日没だった。エレオノーラの書簡にはイザベラが5月19日の2時に生まれたとなっているが、現在の暦にすると5月18日の9時がイザベラの出生日時となる (Marek, p.12)。 〕。イザベラの父エルコレ1世は芸術の庇護者として知られる教養豊かな人物で、母エレオノーラはナポリ王女で、ナポリ王フェルディナンド1世とイザベラ・ディ・キアロモンテの娘だった〔Marek, p.12〕。
イザベラには1人の妹と4人の弟がいた。イザベラが誕生した翌年の1475年6月29日にベアトリーチェが生まれ、その後1476年にアルフォンソ、1477年にフェランテが生まれている。さらに1479年にイッポリト (:en:Ippolito d'Este)、1480年にシギスモンドが生まれた。6人のエルコレ1世夫妻の子供の中でも、イザベラがもっとも両親のお気に入りの子供だったといわれている。
弟のフェランテが生まれる1477年に、イザベラは母エレオノーラとともにナポリを訪問している。ナポリはエレオノーラの故郷で、エレオノーラが帰郷するときにはいつも子供の中でイザベラだけが同行した。エレオノーラとの旅を通じて、イザベラは外交術と国政術を身に着けていった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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