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アルカイオス風韻文（-ふういんぶん、Alcaic verse）は紀元前600年頃のレスボス島ミュティレーネー（ミュティレネ、:en:Mytilene）の抒情詩人アルカイオスが発明したと信じられている、ギリシア文学の抒情詩の韻律。アナクレオン風韻文（Anacreontic verse）と呼ばれることも時々ある。アルカイオス風韻文およびアルカイオスの同時代人サッポーの名前に由来するサッポー詩体は、古代ギリシア・ラテン語の古典詩特有の二大韻文と見なされている〔Sapphic Stanza 〕。 ==構造== アルカイオス風韻文は、支配的な短長格パターンの複雑なヴァリエーションによって特徴づけられる。4行で1つのスタンザ（詩節、連）を成している。最初の2つの行は、5つの音節の後にカエスーラがおかれ2つに区切られる。 - - u - - | - u u - u - （「-」は母音の長い（アクセントの強い）音節、「u」は短い（弱い）音節、「|」はカエスーラ） ホラティウスは『頌歌』（:en:Odes (Horace)）でアルカイオス風韻文を使った。 - - u - - |- u u - u - アルカイオス風韻文はルネサンス期、英語詩とフランス語詩に応用された。また、歴史的にハンガリー語詩でも重要な詩形であった〔HUNGARIAN SHORT STORIES （pdfファイル）〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「アルカイオス風韻文」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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