翻訳と辞書
Words near each other
・ ろ座アルファ星
・ ろ座ベータ星
・ ろ座矮小銀河
・ ろ座銀河団
・ ろ材
・ ろ水
・ ろ水タンク
・ ろ水器
・ ろ液
・ ろ物
ろ獲
・ ろ紙
・ ろ紙クロマトグラフィー
・ ろ紙電気泳動
・ ろ織り
・ ろ胞
・ ろ胞ホルモン
・ ろ胞上皮
・ ろ胞内妊娠
・ ろ胞刺激ホルモン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ろ獲 : ミニ英和和英辞書
ろ獲
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ろ獲 ( リダイレクト:鹵獲 ) : ウィキペディア日本語版
鹵獲[ろかく]

鹵獲(ろかく)は、戦地などで敵対勢力の装備品(兵器)や補給物資を奪うこと。接収(せっしゅう)とも。捕獲(ほかく)と称される場合もあるが、軍事用語としては鹵獲が適当な言葉である。
== 概要 ==
古代中国では春秋戦国時代三国時代などの戦時で度々行われた行為であり、戦国時代日本ではたびたびこの行為が戦の度に行われていた〔古代における異民族による武具略奪の事例としては、878年(9世紀末)に秋田城蝦夷によって焼き討ちされた際の報告として、甲冑300領や馬1,500匹、穀物類などを盗まれた記述があり(参考・『世界考古学体系4 日本Ⅳ』 平凡社 4版1966年 p.67)、武具被害が目立つ。戦国期の例でいえば、『北条五代記』に風魔小太郎が少数精鋭で敵地に侵入した際、繋いであった敵軍の馬に乗り、そのまま転用している〕。主な目的として、自身の装備品より良い武器を奪うためや、それらを売り払って金銭にするためなどがある。
武具鹵獲の機会は戦地に限らず、漂泊船の調査においても可能である(『吾妻鏡』の13世紀の記述として、高麗人の日本に着いた際、具足などを調査・記録させている)。
近代以降の戦争では、降伏した敵から武装解除の際に取り上げたり、敵軍が撤退あるいは敗走時に遺棄・放棄した兵器や物資を手に入れることを指して言うことが多い。また、海上に着弾した弾道ミサイルの破片回収なども部分的鹵獲と言える。
一般的に、鹵獲した兵器はそのまま自軍の兵器として転用、調査を行って分析し自軍の兵器の改良や開発の参考に使用、改造を施して使用、または余剰品として廃棄されることが多い。このため、近代以降の軍隊では何らかの理由で兵器を遺棄しなければならなくなった場合、その兵器が敵軍の戦力として運用されないように破壊爆破放火自沈)ないし使用不能にすることが義務付けられている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鹵獲」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Prize of war 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.