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やねうら王 : ウィキペディア日本語版
やねうら王[やねうらおう]
やねうら王(やねうらおう)は、コンピュータ将棋プログラムプロ棋士平手で勝利した事がある強豪ソフトの一つ。
== 概要 ==
開発者は磯崎元洋〔いそざき もとひろ。1971年生まれ。音楽ゲームBM98の作者。梯子メーカー勤務後、2015年現在はセキュリティ会社CTO。〕〔稲葉陽七段 VS. やねうら王の見どころは ">将棋電王戦FINAL 第3局――人類初の“勝ち越し”をかけて 稲葉陽七段 VS. やねうら王の見どころは ねとらぼ2015年03月26日〕〔電王戦,なんで勝てたんですか?――「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第15回は,「BM98」を開発した伝説的なプログラマー・やねうらお氏がゲスト 4Gamer.net〕、岩本慎。名称は開発者の磯崎がパソコン通信時代から使用している〔http://bm98.yaneu.com/bickle/〕ハンドルネーム「やねうらお」に由来する〔ハンドルネーム「やねうらお」の由来は、中学2年の時に、屋根裏部屋でゲーム制作会議を開いた事だとされている〕〔http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20081222〕。なお、開発者の磯崎自身も、将棋倶楽部24でレーティング1800ほど(二段相当)のアマチュア強豪であるが、「将棋にそこまで愛着があるわけではない」と述べている。
開発者の磯崎曰く「やね裏学習メソッド」と呼ばれる定跡の自動学習機能を持つ〔電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページ 〕。基本的には「過去の棋譜データベースの中で特に思考時間の長い手を定跡と捉え、同一局面が出現した場合には思考を省略してデータベースにある定跡手を指す」というもので、特に序盤戦で相手より優位に立つことを狙っている〔将棋ソフトがプロ棋士を制圧する日 対局ごと進化が加速 - 日本経済新聞・2013年11月8日〕。また対局で自分が負けた際には、対局終了後に対局時の2倍の時間を使って局面を再検討する機能を持っているため〔、「負ければ負けるほど強くなる」という特徴がある。
2014年に出場した第3回将棋電王戦において佐藤紳哉六段と対局を行い、95手で勝利。この対局においては、本来「前年の電王トーナメント出場時のソフトで対局を行う」というルールがあったのに対し、開発者側からの「致命的なバグがあるので修正したい」という要望を主催者のドワンゴが認めたところ、実際には思考部にも影響が及ぶことが判明したため相手の佐藤側が抗議するという一幕があり、結果的に当初のままのソフトで対局に臨んでいた〔「将棋電王戦」第2局は「やねうら王」改変前のソフトで対局-ドワンゴが会見 - マイナビニュース・2014年3月19日〕。
2015年に出場した将棋電王戦FINALにおいて稲葉陽七段と対局を行い、116手で勝利。
同年11月に開催された第3回将棋電王トーナメントでは、「超やねうら王」と名称を変更して出場。「Deep Learning」から意味のあるところを抽出した「Cheap Learning」を新たに搭載した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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