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ねこまんま : ウィキペディア日本語版
ねこまんま

ねこまんまとは、
# の食べ方に与えられる通称ねこめし(猫飯)、にゃんこめしとも呼ばれる。「まんま」とは「飯」の幼児語で、に与える残飯を思い起こすような簡便な混ぜご飯を指す。具体的には飯に鰹節をかけ混ぜ込んだものや、飯に味噌汁をかけたものをそう呼ぶことが多い。
# 字義通りののこと。1.に列挙したようなものに加えて、たとえば鰹節ではなく魚の食べ残し(特にダシをとった煮干の残り物)を御飯に乗せたものなど。この場合は完全に人間の食物としては扱われず、一説には、こちらが本義とされる。
== ねこまんまの歴史 ==
起源は定かではないが、飢餓、戦災が多かった時代にはしばしば庶民の主食となっていた。戦国時代には関東北条家もこれを好んでいたと伝えられ、北条氏康は息子である北条氏政が飯に汁を2回かけるのを見るや「(飯にかける汁の量すら目分量できないとは)北条家もこれまでか」と嘆息したと伝えられる。
江戸時代中期~後期には、幕府の腐敗や鎖国を原因とする食料資源の枯渇により貧富の差が広がるとともに貧民のみならず身分の低い武士でさえもが飢えに瀕し、安価で調理の簡便な「ねこまんま」が大流行。当時カツオの産地として名をはせていた静岡和歌山鹿児島産のカツオ節が多く使われた。その後、明治維新後の争乱期から第二次世界大戦末期まで、庶民が飢餓をしのぐ食料の中心的存在となっていた。その後、これが単に貧民の食料に終わらずに、その独特の風味から、富裕層の一部や地方の役人なども好奇心から食べるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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