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ねこぢるうどん（英語圏ではCATSOUP）は、山野一とねこぢるによる日本の漫画作品である。 『ガロ』1990年6月号から2002年10月号（休刊号）まで不定期連載された。1998年以降は“共同創作者”であった山野一が「ねこぢるy」名義で継続的に作品を発表している。 == 概要 == ねこぢるのデビュー作であり、初の連載作品である。『月刊漫画ガロ』1990年6月号より「画・ねこぢるし 作・山野一」の共同名義で連載開始。山野はねこぢるの「唯一の共同創作者」としての役割を務めている。 18歳の時に押しかけ女房のような形で山野と結婚したねこぢるは、暇をもてあまして「奇妙なタコのようなネコの絵」を描いていた。これらをモチーフに、ねこぢる自身の夢の中の体験を基にした発想やメモを、山野は「読める漫画」にまで再構成する役割を担った。この連作の元にもなったデビュー作は、「子猫がうどん屋で睾丸を取られて死ぬ」というだけの内容である。 ねこぢる作品の多くは猫であるにゃーことにゃっ太が主人公として描かれた。にゃーことにゃっ太は子供であり、姉弟である。主婦の母と、工場勤務でアルコール使用障害の父を持つ。にゃーこは喋れるが、にゃっ太は猫の鳴き声でしか喋れないという設定。唯一の例外として、第2話「かぶとむしの巻」では、にゃっ太が普通に喋るのが見られる。 青林堂の単行本（全2巻）に収録されなかった未収録作品は、文藝春秋より全3巻にまとめられた。日本以外の国でも翻訳出版されている。 「ねこぢるうどん」のタイトルで紙媒体に掲載された最後の作品は、山野一が「ねこぢるy」の名義で『ガロ』2002年10月号に発表したのが最後であり、この号を以って『ガロ』は休刊した。山野一が単独で執筆した「ねこぢるうどん」は単行本化の際に元祖と区別するため、「ねこぢるyうどん」として全3巻が青林堂から刊行された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ねこぢるうどん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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