翻訳と辞書
Words near each other
・ U-suke
・ U-tube
・ U-turn
・ U-VOX
・ U-zhaan
・ U.Be Love
・ U.C.
・ U.C.0059
・ U.C.HARD GRAPH
・ U.D.O.
・ U.F.O.
・ U.F.O. - a day in the life -
・ U.K.
・ U.K. BEAT FLYER 1179
・ U.K. Breakfast
・ U.K. COMPLETION
・ U.K.BEAT FLYER
・ U.K.Breakfast
・ U.K.F.
・ U.M.A


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

U.F.O. ( リダイレクト:未確認飛行物体 ) : ウィキペディア日本語版
未確認飛行物体[みかくにんひこうぶったい]

未確認飛行物体(みかくにんひこうぶったい)とは、その名の通り、何であるか確認されていない(正体不明の)飛行体のこと〔デジタル大辞泉〕。「Unidentified Flying Object」(アンアイデンティファイド・フライング・オブジェクト)の頭文字を取ってUFO(ユーフォー)とも呼ばれる。
== 概要 ==

未確認飛行物体」という用語は、本来航空・軍事用語であり、当局で把握できていない航空機観測気球、他国からのミサイルなど々さまざまなものを指す〔デジタル大辞泉〕。進路を見失った飛行機、他国のスパイ機、仮想敵国先制攻撃、さらにはミサイルの可能性があり、事故のみならず国家の安全を脅かす可能性すらあるためにスクランブル(緊急発進)の対象となる。空軍などの航空交通管制においては、レーダーに捕捉された正体不明の飛行物体に対しては、それが何であるか確認できるまで、警戒態勢を取る緊急の必要があるため(特に、レーダー電波を明確に反射する金属製の物はミサイルかもしれず危険な可能性がある)、「何かがこちらに向かって飛んでくる」という注意を喚起するために「未確認飛行物体接近」と表現する。
逆に正体を確認済みのもの(飛行計画が配信された旅客機や民間貨物機、鳥の集団など)はIdentified Flying Object(確認済飛行物体)と総称する。必ずしも物体ではなく、自然現象を誤認する場合もあるため、未確認空中現象(Unidentified Aerial Phenomenon、UAP)が用いられることもある。実際に飛行しているところが目撃されなくても、飛行可能と思われるものが着陸していた場合などにも使われる。水中に目撃されたものは USO未確認潜水物体)ということもある。
航空・軍事用語としては上記のような用語ではあるが、一般雑誌やテレビ番組では異星人が乗る飛行物体という意味で使われる場合が多々ある〔デジタル大辞泉〕。とりわけ、超常現象を扱う一部のテレビ番組、雑誌、Webなどでは、空飛ぶ円盤、地球外文明の宇宙人(エイリアン)が搭乗する宇宙船(エイリアンクラフト)の意味で「UFO」が用いられているケースが多い。未来から来た人間のタイムマシンという憶測もある。
したがって、一口に「未確認飛行物体」といっても「航空・軍事用語として用いている」のか「超常現象用語として用いている」のかを区別する必要がある。未確認飛行物体を超常現象として捉える考えはフィクションの題材として用いられており、多数の映画、小説、テレビ番組などが製作、出版、放映されて、興行的成功を収めている(映画「未知との遭遇」など)。ユーフォロジー (Ufology) とは未確認飛行物体を超常現象であるという解釈に基づいて行うUFO研究のことである。航空軍事用語としてのUFO(アメリカ空軍、海軍の公式用語)とは意味が異なるので、はっきりと区別し混同してはならない。
UFO目撃現象の分類として、高々度や宇宙空間での目撃、車が追跡された事件、電気的・機械的な影響を及ぼした事件、人間に心理的、物理的影響を与えた事件、着陸の痕跡を残した事件などがある。奇妙な泡を残して、海中に沈む様子が目撃された例〔http://www.roswellproof.com/Shag_Harbour/Shag_Harbour1_summary.html〕もあれば、その姿形は円盤型であったり三角形型であったりと描写は様々である。UFOと共に搭乗者が目撃される例もあり、それらは「第3・4種接近遭遇」例とも呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「未確認飛行物体」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Unidentified flying object 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.