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SUNSHOWER : ウィキペディア日本語版
SUNSHOWER[さんしゃわー]

SUNSHOWER』(サンシャワー)は、1977年7月25日に発売された大貫妙子通算2作目のスタジオ・アルバム
== 解説 ==
パナム・レーベルでの最後のオリジナル・アルバム。プロデュースを担当した国吉静治によれば、「この2枚目のアルバムは、シュガー・ベイブ色の強かったファースト・アルバムに比べ〔『Grey Skies1976年9月25日発売 PANAMCROWN LP:GW-4023〕、クロスオーバーぽい味付けがされている作品となっています。この時代、ジャズから派生したクロスオーバーというジャンルが確立され、皆それぞれ大なり小なり影響を受けていたわけで、アルバム制作の打ち合わせでも自然とその方向性が打ち出されました。全曲、坂本龍一さんの編曲。参加ミュージシャンも当時最も旬な人たちに決定。でもそこに何かひとつ本場の色を付加したく思案していました。そんな頃、1977年4月8日から10日まで晴海国際展示場で開催された“ローリング・ココナツ・レビュー”というコンサートがありました。我々レコーディング・スタッフでお目当ての“Stuff”を見に行ったところ、『あー、これこれこのドラムの人に是非お願いしたい』と盛り上がり、無謀にもその場で交渉。とりあえず一度ニュー・ヨークに戻り5月に再度来日してくれることになり、交渉成立。このことが、このアルバムの出来上がりを大きく決定つける要因になりました」という。
1977年5月13日から6月6日までの26日間、クリス・パーカーをニュー・ヨークから呼ぶことになった時点で、スタジオに入る時はすべてのアレンジが仕上がっている必要があった。その結果、大貫が作り続けてきたアルバムの中でもっとも早い期間で制作された。
アルバムの制作背景について大貫は「『サンシャワー』になったら、レコード会社があまり力を入れてくれなくなったわけです。ちょうどその頃、事務所が解散したこともあって、一切、外野がいなくなって、坂本くんと私だけになって。だから、もう好きなように作ってしまえという感じで、もうレコード売れるとか売れないとか、全然関係なく。ちょうど出てきたのが、いわゆるフュージョンとかクロスオーバー。そういうものを聴きまくってまして、ますますアメリカのロックなど、面白くなくなっちゃって。自分の中でポップスとか色褪せてきてしまったところだったから、音作りの方に興味がいってしまって、完璧にサウンド指向になってしまいまして。やっぱり自分がヴォーカルであるにもかかわらず、歌のことをちょっと忘れて。今思うとサウンドがちょっと前に出過ぎちゃったかしらと。でも当時としては、よくできたアルバムだと思うけど。坂本くんも本当に力を入れて、いいアレンジをしてくれました」と答えていた。
2015年には、「都会」と「くすりをたくさん」のカップリングによるアナログ7インチ盤が限定リリースされた〔「都会 / くすりをたくさん」 2015年8月8日発売 PANAM ⁄ CROWN EP:CRK-1021〕。
タイトルは英語で“天気雨”の意味。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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