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P1.EXE : ウィキペディア日本語版
P1.EXE[ぴーわんえぐぜ]
P1.EXE(ピーワンエグゼ)は、デービーソフトが開発・販売していた日本語ワープロソフトの名称である。

== 概説 ==
PC-8800シリーズ用のワープロソフト「P1」および「春望」「Super春望」をもとに、PC-9800シリーズMS-DOS向けに開発されたワープロソフトである。DOS時代において管理工学研究所の「」、ジャストシステムの「一太郎」に知名度は劣るものの、機能が充実しており、知る人ぞ知るワープロソフトだった。
またデービーソフトとビーユージーが共同開発したDFJというFEPも付属しており、こちらの評価もなかなかだった。
後述の特徴的な機能を多く備えている。ジャストシステム製の一太郎花子では連動していたとはいえ、二つのソフトを切り替えなければならなかったのに比べ、P1はその操作が必要なく、シングルタスクDOS上では非常に使い勝手が良かった。
一太郎Ver.4では、当時高価だったハードディスクドライブEMSメモリが実用的な動作のためにほぼ必須だったのに対し、P1.EXEではフロッピーディスクドライブ2台のみで実用的な動作が可能だったため、一太郎Ver.3からVer.4にバージョンアップせずにP1.EXEへ流れてきたユーザーもいた。
しかしARUGA(あるが)以降、細かなバージョンアップが行なわれるものの、Windowsへの対応の動きが見られないまま90年代半ばからWindows時代に突入、競合他社の製品に大きく水をあけられることとなる。ようやく発売されたWindows版P1のP1.Publisher(ぴーわんぱぶりしゃー)は簡易DTPソフトであり、ワープロソフトを望んだユーザーは離れていった。PublisherがP1.EXEおよびARUGAの文書データを読み込むことが出来ないのもユーザー離れを加速させた。また後に会社そのものの経営が行き詰まりP1シリーズの開発・販売・サポートは打ち切られた。
なお、現在デービーソフトの業務を引き継いだネットファーム・コミュニケーションズより、携帯サイト用テスター(シミュレーター)の「P1 Emulator」が発売されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「P1.EXE」の詳細全文を読む




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