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OVERMANキングゲイナー : ミニ英和和英辞書
OVERMANキングゲイナー[おーばーまんきんぐげいなー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

OVERMANキングゲイナー : ウィキペディア日本語版
OVERMANキングゲイナー[おーばーまんきんぐげいなー]

OVERMANキングゲイナー』(オーバーマンキングゲイナー)は、2002年9月7日から2003年3月22日までWOWOW(有料枠)で放送されたロボットアニメサンライズ製作。全26話。
== 作品概要 ==
富野由悠季総監督とサンライズ井荻スタジオ母体による『∀ガンダム』以来2年半ぶりのTVアニメシリーズ。
機動戦士ガンダム』を代表作としながら、『無敵超人ザンボット3』、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』など「主要人物の大半が死ぬ」悲惨そのものの結末が多かった富野監督作品は『機動戦士Vガンダム』で一つの区切りとなり、それ以降の『ブレンパワード』、『∀ガンダム』では滅多に人が死ぬ描写がなく、敵味方が戦いを通じて融和していく作品となっている。アニメファンの間では前期作品を黒富野、後期作品を白富野と称されており、『キングゲイナー』は白富野を代表する作品。
富野自身が務めることが多かったストーリー構成を若い脚本家の大河内一楼に任せ〔富野作品に「シリーズ構成」職がクレジットされているのは1984年の『重戦機エルガイム』以来である。〕ながらも、大河内が「人間地雷」〔 2012年12月15日 Twitter での発言〕を主軸にした人が死ぬ話を提案したところ「もう悲惨な話はいいよ」と諭す〔「オーバーマンキングゲイナーオフィシャルブック エクソダスガイド」 大河内一楼インタビュー〕など、自ら始めたシリアスな作風のロボットアニメとは異なる明るく楽しいエンターテイメント作品を目指している。
富野は「この作品のライバルは『クレヨンしんちゃん』」と発言している。さらに『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』を特に指し、「視聴者が、この"アニメというエンターテインメント"の面白さの理解を出来ていないようではいけない」と述べ、キングゲイナーもエンターテイメント性を強く打ち出したものと述べている〔『オーバーマン・キングゲイナー・イントロダクション―富野由悠季、新作を語る!!』インタビュー〕。
エンターテイメント指向はまずオープニングのテーマソングとそのタイトルバックに現れている。テーマソングは現代風に洗練されてこそいるが1970年代から1980年代のロボットアニメでは普通であった「主要ロボットの名前を連呼する」スタイルである。そしてタイトルバックもイントロ部分から流れるテンポのよい主題歌の歌詞・メロディに合わせて、登場人物がミュージカル風にポーズを取ったり、登場人物や作中に登場するオーバーマンが列を成してモンキーダンスを踊ったりする楽しい映像としている。
作品背景を侵略や戦争ではなく「エクソダス」、即ち、環境保護を大義名分とした支配から聖地ヤーパン(Japanのドイツ語読み)への回帰。もっとくだけた言い方をしてしまえば、「支配からとんずらする連中とそれでは困る支配者側の追いかけっこ」と単純明快にして、敵対する相手を殺害する動機や必然性を全くなくしている。また、敵側のシベリア鉄道警備隊から脱落したり寝返る者が多いのも、「所詮は俸給をもらう代わりに現場でキツイ思いをさせられている下っ端」という意識からで、思想的背景や主義とは全く無縁(敢えて言うなら個人的な事情)である。
また、作中のロボット、オーバーマンの特殊能力を「盗み取る」「幻を作る」「人びとの本音を露にして争いに至らしめる」といった捻りのあるものとすることで、戦いの場面を単なる力と力のぶつかり合いから展開を愉しませ得るものに発展させている。その位置づけも「実体はなんだかよくわからない過去の遺物」にすぎず、それが生み出された背景や細かい説明もされていない。
なお、富野監督作品としては初めてデジタル彩色が用いられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「OVERMANキングゲイナー」の詳細全文を読む




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