翻訳と辞書
Words near each other
・ JUNK0
・ JUNK2
・ JUNKEI-GLOVE
・ junket
・ junkie
・ Junkie XL
・ junkman
・ JUNKMETAL
・ JUNKO THE BEST
・ junksport
・ JUNKTION
・ junkyard
・ JUNMEN
・ JUNO
・ Juno
・ JUNON
・ JUNOS
・ JUNS
・ junta
・ JUNTAMURA


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

JUNKTION : ウィキペディア日本語版
JUNKTION[じゃんくしょん]

JUNKTION』(ジャンクション)は、1977年9月5日に発売されたオフコース通算5作目のオリジナルアルバム
== 解説 ==
前作『SONG IS LOVE』〔『SONG IS LOVE1976年11月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-72212〕のリリースと前後して(ジャネット同様、かつて武藤敏史がディレクターを担当していた)バッドボーイズの元メンバー清水仁がコンサートでサポート・メンバーとして参加していたが、このアルバムからレコーディングにも参加するようになり、後に5人組のバンドとなるメンバーが全員揃う。プレーヤーとしては未熟だった清水の起用について「テクニックだけならうまい人は他にもたくさんいるけれど、性格的な部分で長く一緒にやっていけると思った」と、小田は後に語っていた。
清水・大間ジロー松尾一彦の3人を加えた5人のオフコースのツアーが4月からスタートし、レコーディングはそのツアーの合間を縫って行われた。このツアーでは鈴木がメイン・ギターをアコースティック・ギターからエレキ・ギターに変え、キーボードとギターを交互に弾いていた小田はキーボードに専念することになる。鈴木は「僕ははじめメンバーが増えると音量が大きくなるかな、ぐらいにしか思っていなかったけれど、それはとんでもない間違い。2人でステージをやっていたときなんか、1人がヘマをするとそれに気を取られていっぺんに沈んでしまったけれど、5人だと少々ミスをしても、目立たないし気も取り戻せる。聴衆とのコミュニケートを考えられる」「音楽も変わった。2人でやっていたときは、僕はアコースティック・ギターしか持たなかったんだが、エレキギターを持つようになった。それでただ聴かせるだけから一緒に楽しもうと思うようになった」と語っている。
このアルバムについて武藤敏史は「当時はシャレたサウンドのいわゆる“シティ・ミュージック”と呼ばれる音楽が続々と台頭した時代で、そうした時代の風潮に影響されたわけではないが、オフコースもこのアルバムでは少しだけ時代の要請を取り入れている。要するに僕としては、オフコースは何でもできる、それだけの幅の広さを持ったグループなんだということを証明するアルバムにしたかったわけである。それは、これだけの素晴らしいグループなのだから、もっと売れて欲しいと願う、僕の一種の焦りだったかもしれないが、そんな僕の気持ちを汲んでくれてか、彼らも少しだけ当時の流行のサウンドを取り入れてくれて、その音楽的実力と幅の広さを証明してくれた、と思っている」と、後に語っていた。
A-1「INVITATION」は鈴木の作品だが、イントロに収録されている1分ほどのボーカル・パートは前作『SONG IS LOVE』〔収録のB-6「歌を捧げて」のアウトロに収録されていたものの再録で、小田と鈴木が交互に歌っている。
A-4「潮の香り」は後に鈴木が『BeSide』〔『BeSide1996年10月23日発売 ZIG ZAG ⁄ BMG VICTOR CD:BVCR-772〕と『FORWARD』〔『FORWARD2004年12月8日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI CD:TOCT-25563〕でセルフカヴァーした。
B-4「HERO」はグループ史上初の小田・鈴木の共作曲で、ボーカルも揃って担当している。
アルバムタイトルは“ジャンクション”だが英語表記は“JUNCTION”(合流点、連絡駅)と“JUNK”(がらくた)をあわせた造語になっている。また、このアルバムからグループ名表記が“オフ・コース”から“オフコース”に変更されている。
ジャケットのデザインは『SONG IS LOVE』〔から引き続き木暮溢世が手がけているが、小暮はジャケットで使用したテニスボールをファンにプレゼントする2003年まで大切に持っていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「JUNKTION」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.