翻訳と辞書
Words near each other
・ IUE
・ iufluenza
・ IUFO
・ IUGG
・ IUGR
・ IUGS
・ IUHW
・ IUJ
・ IUK
・ IULA
・ IUnknown
・ IUOHAW
・ IUPAC
・ IUPAP
・ IUPUI
・ IUR
・ IUS
・ IV
・ Iv
・ IVA


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

IUnknown : ウィキペディア日本語版
IUnknown
IUnknownインタフェースは、Component Object Model (COM)において基盤となるインタフェースである。COMの仕様では、すべてのCOMオブジェクトはIUnknownインタフェースを実装していなければならないとされている。すなわち、IUnknownは、COMにおけるルートクラスである。また、すべてのCOMインタフェースはIUnknownの派生である。
==メソッド==
IUnknownには、QueryInerface、AddRef、Releaseの3つのメソッドがある。QueryInterfaceは、ほかに実装しているインタフェースを問い合わせ、取得するメソッドである。AddRefとReleaseは、それぞれ参照カウントの増減を行う。
*QueryInterfaceはインタフェースを識別するGUID (通常インタフェースID (IID) と呼ぶ) に基づいて、他のインタフェースへのポインタを得るために用いる。対象のCOMオブジェクトが実装していないインタフェースを要求された場合には、エラー値としてE_NOINTERFACEを返す。
 *なお、すべてのCOMオブジェクトはIUnknownを実装しているという性質上、IUnknownのIIDを引数に指定してのQueryInterfaceは必ず成功する。
*AddRefはクライアントがこのCOMオブジェクトの参照を始めることを伝えるために用いる。
*ReleaseはクライアントがこのCOMオブジェクトの使用を終了することを伝えるために用いる。
AddRefとReleaseの戻り値は現在の参照カウントの値であるが、あくまでテスト用を目的としている。

interface IUnknown
;

なお、IUnknownのインタフェースIDは、と定義されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「IUnknown」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.