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Hareca : ウィキペディア日本語版
Hareca[はれか]

Hareca(ハレカ)とは、岡山電気軌道東備バス両備ホールディングス(両備バス)・下津井電鉄宇野自動車の岡山地区の軌道路面電車)・バス事業者5社で導入されている非接触型ICカード方式による乗車カードの名称で、岡山県バス協会が商標を管理している。このほか中鉄バスは発行しないが一部路線に限り利用可能。なお電子マネー機能はない。

== 概要 ==

*愛称"Hareca"は、Hare(晴れ)+Card(カード)で、「晴れの国」岡山を快適に移動出来るICカードということでネーミングされた。
*2006年10月1日から岡山電気軌道の路面電車全線と岡山市倉敷市玉野市で運行されている3社の路線バス55路線で利用を開始し、2008年6月4社の路線バスの大半の路線で利用可能となった。
*技術的には、ICOCASuicaなどと同様にソニーが開発した非接触式ICカードFeliCaを採用している。
*2007年中鉄バスが導入予定だったが、遅れて導入された。4社の路線バスの残る路線で利用可能となる予定だったが、遅れて2008年6月に利用可能となった。
*ICOCAやSuicaの様にHarecaの場合もデポジット(預かり金 500円)を払う。2000円で新規購入した場合500円のデボジット分を差し引いた残り1500円に対して、8%のプレミアムが付加され、1620円分利用が可能。なおデポジットの500円はカード返却時に戻される。

*宇野バスのみ10000円も販売している。2000円同様、500円のデボジット分を差し引いた残り9500円に対して、8%のプレミアムが付加され、10260円分利用が可能。2000円で新規購入同様、デポジットの500円はカード返却時に戻される。
*端末機にICカードをタッチすると乗車区間の運賃が引かれる。
* 宇野バス以外のHareca導入社はHareca導入と同時にPiTaPaも導入したため、PiTaPaエリアで利用可能なカードをHarecaエリアで使用できる。
 * Harecaにはプレミアムサービス(後述)などの独自機能が備わるため、PiTaPaエリアではHarecaを使用できない。
 * HarecaエリアでPiTaPaで利用した場合はポストペイ方式となる。
 * PiTaPaとICOCAが相互利用可能なため、HarecaエリアではICOCAも利用できる(宇野バスはPiTaPa未導入のため、ICOCAも利用できない。)。
  * JR西日本岡山地区でのICOCA導入は2007年9月1日であり、岡山では私鉄・バス事業者がJRよりも早くICOCAを利用可能にした。
  * 岡山電気軌道の路面電車・路線バスでは、ICOCAのCM放送が車内放送されていた。(2015年現在ではやっていない)
* 宇野バス以外導入事業者はPiTaPa導入に際し、共にスルッとKANSAI協議会に加入している。なお、現在の所各社が自社向けのPiTaPaカードを発行する予定はない。その代わり、PiTaPaベーシックカードの申込書を配布する事で対応している。
* 下津井電鉄のバスのみPiTaPaのチャージに対応している。その他の導入社はHarecaだけにしかチャージできない。(運賃表示器の上部または下部にこの事を記載したステッカーが貼ってある。チャージの事を積み増し(積増)と一般的ではない表記をしてある)
* 2008年7月22日からは、中鉄バスが岡山電気軌道との共同運行路線のうち3路線(半田山ハイツ・津高台団地線、国立病院線、運転免許センター線)で使用される路線バス車両に導入された。尚、中鉄バスはHarecaカード及びHareca定期券の発行は行わない。
* 2007年9月から岡山地区でも導入され、Hareca導入社局でも利用可能なICOCAが岡山地区でも順調に発行枚数を伸ばしているのに対し、Harecaは6社以外では利用出来ないこともあり、サービス開始1年後の2007年9月末時点で中鉄バス以外の3社で約9,000枚の発行にとどまり、利用客に対するHarecaの利用率も2008年4月現在、前述3社で6%と低迷している。
* Harecaの導入を主体的に進める両備グループに対し歴史的に距離を置いてきたバス事業者や電子マネー等流通事業で使用できず普及率も低いHarecaの導入効果を疑問視しているバス事業者は導入に対しむしろ消極的である。
* 2012年3月19日 岡山県議会では陳情第二号「バス共通ICカード「Hareca」の宇野バス等未導入事業者の導入促進に関することについて」が採択。2013年3月12日に導入〔他3社と異なりスルッとKANSAI協議会に非加盟のため、PiTaPa・ICOCA利用不可能。
〕。同年7月31日バスカードの利用停止。中鉄バス〈他路線〉・中鉄北部バス備北バスは引き続き、バスカードの取り扱いしているが、現在の所は未定。その他、岡山市コミュニティサイクル(ももちゃり)にも会員証として利用可能。
* 利用履歴は認証を必要とする領域のみに記録されており、NFC対応のスマホやタブレットでharecaカードの残高が表示できるアプリを製作することができないため、バス会社の窓口で履歴を読み出してもらう必要がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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