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GRAPE : ミニ英和和英辞書
GRAPE

【植物】ブドウ, 深紫色, ぶどうの木


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「 GRAPE 」を含む部分一致用語の検索リンク〔 3 件 〕

grape : 【植物】ブドウ, 深紫色, ぶどうの木
grape sugar : ブドウ糖
sour grape : 負け惜しみ
GRAPE : ウィキペディア日本語版
GRAPE[ぐれーぷ]

GRAPE(グレープ)は、東京大学総合文化研究科に所属していた杉本大一郎(現:放送大学)、戎崎俊一(現:理化学研究所)、牧野淳一郎(現:国立天文台)、伊藤智義(現:千葉大学)、泰地真弘人(現:理化学研究所)らによって開発された多体問題専用計算機である。GRAPE では重力多体問題計算量の大部分を占める重力相互作用の計算を専用のパイプラインを組み込んだハードウェアで高速に処理する。GRAPE の名前は GRAvity PiPE の略称に由来する。
== 目的 ==
GRAPE の目的は、球状星団銀河銀河団といった多数の恒星からなる天体の時間進化や動力学を数値的にシミュレーションすることであった。このような天体には、球状星団で約104-5個、銀河では約1010-12個という膨大な個数の恒星が含まれている。恒星の間に働く万有引力は到達距離の典型的スケールを持たない逆2乗力であるため、このような重力多体系の数値シミュレーションを行なうには個々の星の間に働く重力を全て計算する必要がある。一般に、N個の粒子からなる多体系では任意の2粒子の組み合わせの個数は N2 に比例するため、多体系の数値計算では粒子の位置から粒子間相互作用を求める計算が計算量全体の大部分を占める。そのため、GRAPE が開発された1980年代終わりには当時の最高速のスーパーコンピュータでも N=1000 体程度以上の計算を実用的な計算時間で行なうのは困難だった。
そこで GRAPE は、''O''(N2) の計算量を要する粒子間相互作用の部分のみを専用ハードウェアを用いて計算することで多体問題の計算速度を飛躍的に加速させる、という発想に基づいて開発された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「GRAPE」の詳細全文を読む




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