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GNU自由システムディストリビューションガイドライン : ミニ英和和英辞書
GNU自由システムディストリビューションガイドライン[がいどらいん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

自由 : [じゆう]
  1. (adj-na,exp,n) freedom 2. liberty 3. as it pleases you 
: [よし]
 【名詞】 1. reason 2. significance 3. cause 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ガイドライン : [がいどらいん]
 (n) guideline, (n) guideline

GNU自由システムディストリビューションガイドライン ( リダイレクト:GNUプロジェクト#GNUフリーシステムディストリビューションガイドライン ) : ウィキペディア日本語版
GNUプロジェクト[がいどらいん]

GNUプロジェクト(グヌープロジェクト、)とはフリーソフトウェアマス・コラボレーションプロジェクトであり、1983年9月27日MITリチャード・ストールマンにより発表された。このプロジェクトの狙いは、ユーザーが自由にソフトウェアを実行し、(コピーや配布により)共有し、研究し、そして修正するための権利に基づいたソフトウェアを開発し提供することにより、ユーザーにそのような自由な権利を与えた上でコンピュータやコンピューティングデバイスの制御をユーザーに与えることにある。GNUのソフトウェアはこれらの自由な権利を(そのライセンスによって)法的に保障しているため、フリーソフトウェアである。なおフリーソフトウェアの「フリー」という言葉は常に自由な権利を指し示すために必要なため使われている。
コンピュータの''全ての''ソフトウェアが、(使用、共有、研究、修正を行うための)自由な権利を全てユーザーに付与することを確保するためには、ソフトウェアの中で最も基本的かつ重要な部分である(ユーティリティプログラムを数多く含む)オペレーティングシステムをフリーソフトウェアとすることが必要となった。GNU宣言によると、GNUプロジェクトの創立目標はフリーオペレーティングシステムを設立し、さらに可能であれば、「フリーでないソフトウェアを全く使わないでも済むようUNIXシステムに通常付属する有益なもの全て」も構築することであった。ストールマンはこのオペレーティングシステムを''GNU''("''GNU's not Unix''"を意味する再帰的頭字語)と呼ぶことに決め、その設計をプロプライエタリオペレーティングシステムであるUNIXの設計に基づくようにした。GNUの開発は1984年1月に開始された。1991年リーナス・トーバルズによりGNUプロジェクトとは関係のないプロジェクトで開発されたLinuxカーネルが発表され、1992年12月GNU General Public Licenseのバージョン2に基づき利用できるようにした〔''z-archive of Linux version 0.99 '', kernel.org, December 1992〕。LinuxカーネルはGNUプロジェクトによって既に開発されていた、オペレーティングシステムのユーティリティと組み合わされ最初のフリーソフトウェアオペレーティングシステムとして認められた。このフリーソフトウェアオペレーティングシステムはLinuxやGNU/Linuxとして知られている。
GNUプロジェクトは現在、ソフトウェア開発、意識改革、政治的キャンペーンや、新しい題材の共有などを行っている。
== 起源 ==
1983年9月、リチャード・ストールマンはUsenetのメッセージにGNUプロジェクトのコーディングを開始する意図を発表した。
GNUプロジェクトが最初に開始したとき、このプロジェクトにはライティングエディタコマンド用のLISPが付属したEmacsテキストエディタ、ソースレベルデバッガYacc互換のパーサジェネレータ、そしてリンカが存在していた〔Wardrip-Fruin, Noah; and Nick Montfort. "The GNU Manifesto." ''The NewMediaReader''. Cambridge, Massachusetts: MIT, 2003. pp.545-550.〕。GNUのシステムではそのCコンパイラとツールがフリーソフトウェアであることが要求されたため、これらも開発する必要があった。1987年6月、GNUプロジェクトはアセンブラ、ほぼ完成されていた移植可能な最適化Cコンパイラ (GCC)、エディタ (GNU Emacs)、そして(lsgrepawkmakeおよびldといった)様々なUNIXユーティリティ用のフリーソフトウェアを開発し蓄積していった。GNUプロジェクトにはさらに多くの更新が必要な初期カーネルが存在していた。
カーネルとコンパイラが完成すれば、GNUはプログラム開発用として利用可能であった。GNUの主な目標は他の多くのUNIXシステムのようにアプリケーションを作成することであった。GNUはUNIXプログラムを起動することが可能であったが、UNIXとは異なっていた。GNUはUNIXより長いファイル名とファイルバージョン番号、そして耐衝撃性ファイルシステムを組み込まれた。GNUプロジェクトへ他者からのサポートと参加を得るためにGNU宣言が書かれた。人々はGNUプロジェクトに資金、コンピュータの部品、さらにはコードやプログラムを書くための時間を寄付することができた〔。
GNUプロジェクトのあらゆる面における起源と開発については、Emacsヘルプシステム内にある詳細な物語で共有されている(これは C-h g でEmacsエディタコマンドdescribe-gnu-projectを起動することで表示される)。この物語はGNUプロジェクトのウェブサイトにある詳細な歴史と同じものである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「GNUプロジェクト」の詳細全文を読む




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